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企画展「写真都市展 −ウィリアム・クラインと22世紀を生きる写真家たち−」

contents

プロフィール

石川直樹 Naoki Ishikawa

1977年東京生まれ。写真家。東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。人類学、民俗学などの領域に関心を持ち、辺境から都市まであらゆる場所を旅しながら、作品を発表し続けている。『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞。『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。最新刊に写真集『知床半島』(北海道新聞社)、『Svalbard』(SUPER LABO)など。千葉・市原湖畔美術館にて個展『この星の光の地図を写す』開催中(~2017年12月28日)。2018年3月より、高知県立美術館に巡回予定。

勝又公仁彦 Kunihiko Katsumata

早稲田大学法学部卒業、インターメディウム研究所修了。大学在学中より文芸、絵画、写真、映像などの作品制作を始める。国内外で様々な職業に従事した後、作品発表を開始。インスタレーションから出発し、現在では写真を中心とした映像メディアで作品を制作。多様な被写体のもとで「時間」「光」「場所」「空間」などをサブテーマに、常に写真と映像の構造に触れる作品を展開。日常の中に現象しながらも知覚される事の無かった世界を掬い取ることで、観る者を新たな認識へと誘うとともに、歴史・社会・文明への批評的な暗喩を込めた作品展開を続けている。

沈 昭良 Shen Chao-Liang

1968年、台湾台南生まれ。台湾芸術大学応用メディア芸術修士。自由時報写真部カメラマン、副チーフカメラマン、中央大学客員芸術家を歴任、現在台北国際当代芸術博覧会(Young Art Taipei)においてPortfolio Reviewの呼びかけ人を務める。1993年より、いくつかのテーマに絞り込んで、被写体を追いかけてきた。2001年に初めての写真集『映像・南方澳』を発表。その後次々と、『玉蘭』(2008)、『築地魚市場』(2010)、『STAGE』(2011)、『SINGERS & STAGES』(2013)、『台湾綜芸団』などの長編写真集を出版。その豊かで繊細なドキュメンタリー写真のスタイル、写真集制作における謹厳な態度は、多くの同業者・専門家に高く評価されている。

須藤絢乃 Ayano Sudo

あの世とこの世、あなたと私、男と女。それらの境界が揺らぐ様を肖像写真という形で表現してきた須藤絢乃の作品はグリッターやラインストーンで飾られ、その輝きは時に過剰に、時につつましく鑑賞者を作品の世界に引き込み、次第に作者と他者の境界を失ってゆく。「作品に写る彼等は一体誰なのか。」という感覚が生まれると同時に「自己」という存在を感ぜざるを得ない、新たな装置としてのセルフポートレイトを製作している。京都市立芸術大学大学院修了、2014年キヤノン写真新世紀グランプリ、国内外の展覧会やアートフェア、エディトリアルなどで活動中。

TAKCOM

映像作家。CM、MVなど広告映像を手がける傍、実験的なショートフィルム、映像インスタレーションなどを手掛ける。近年の作品として、ショートフィルム「Pessim」Top shortsにてBest experimental他。「Noah flaw」はNownessにてフィーチャー、SIGGRAPH Asia、オーバーハウゼン国際短編映画祭他、十カ国以上の映画祭で選出他。Nosaj Thing「Cold Stares」(映像演出担当)Prix Ars Electronica 2016にてAward of Distinction受賞、Vienna Independent Shortsにてthe best international music video受賞他。「森ビル 六本木ヒルズ -TOKYO CITY SYMPHONY」(映像演出担当)カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルCyber部門 SILVER受賞、ADFEST PROMO LOTUS/GOLD賞、D&AD AWARD Yellow Pencil受賞等。

多和田有希 Yuki Tawada

1978年浜松市出身。自ら撮影した写真を消す(削る、燃やすなど)という行為を通し、都市や群衆の集合的無意識や個の意識変容をイメージとして湧出させる。美術博士(東京藝術大学)、農学学士(東北大学)。近年の展覧会に「あざみ野フォト・アニュアル 写真の境界」(2014年・横浜市民ギャラリーあざみ野)、「5×3」(2015年・Kunstraum Düsseldorf、デュッセルドルフ)、「カミナリとアート 光/電気/神さま」(2017年・群馬県立館林美術館)など。2017年滝沢広との共著で写真集『Dual/ I am in You』を刊行。

西野壮平 Souhei Nishino

1982年、兵庫生まれ。歩くこと、旅を通して得た個人的体験をもとに作品を制作している。2013年にNYの国際写真センター(ICP)のトリエンナーレ「A Different Kind of Order」、オランダの『Foam』誌が選ぶFoam Talent 2013に選出される他、2016年にはサンフランシスコ近代美術館(SFMOMA)にて個展を開催。現在第7回Prix Pictet「SPACE」の最終ノミネート作家に選出され、世界中の約13会場を巡回中の他、2018年1月にはイタリアのMAST Foundationにてグループ展に参加予定。

朴 ミナ Mina Park

1989年 韓国、大邱(テグ)生まれ。2013年 中央大学(韓国)芸術学部写真専攻卒業。現在、東京藝術大学大学院美術研究科修士課程在籍。2013年、Republic of Korea Culture & Content Agency galleryにて個展「In the dead」を開催。2011年より、韓国、日本にて多数のグループ展やプロジェクトに参加するほか、2014年より、清里フォトアートミュージアムに「In the dead」、「White out」のシリーズが所蔵されている。

藤原聡志 Satoshi Fujiwara

1984年、兵庫県生まれ。2007年、大阪芸術大学芸術学部卒業。卒業後は東京でグラフィックデザイナーとして働くが、2012年に拠点をベルリンに移し、独学で写真を始める。2017年、個展「EU」をイタリア・ミラノのプラダ財団による展示施設オッセルヴァトリオ(Osservatorio)で開催。また2016年には、ドイツのオペラハウスからの要請を受け、ベルリン市内のさまざまな空間で、写真によるインスタレーションを発表した。同オペラハウスで個展も開催。2018年、ベルギー・リエージュ近代美術館で行なわれるビエンナーレBiennale de l'Image Possibleに参加予定。

水島貴大 Takahiro Mizushima

1988年 東京都出身。東京ビジュアルアーツ卒業。2009年の初個展、「東京ロンリーハートランド」より写真家として活動。2014年に株式会社リクルートが運営するギャラリー「ガーディアン・ガーデン」(東京都中央区銀座)主催による公募展、1_WALLにてファイナリスト選出。2016年よりインデペンデントギャラリー、TOTEM POLE PHOTO GALLERY のメンバーとして写真展を中心とした活動を開始。2017年、作品「Long hug town」でヤングアート台北フォトアイのグランプリを受賞。人々の群像からもたらされるイメージに向かって歩み続けている。

森永泰弘 Yasuhiro Morinaga

サウンドデザイナー。東京藝術大学大学院を経て、映画理論家/作曲家のミシェル・シオンに師事するため渡仏。帰国後は世界各地を旅しながら少数民族の音楽や儀礼などの記録を中心に創作活動を行なっている。また国内外のアーティストとのコラボレーションも意欲的に取り組んでおり、映画・舞台芸術・インスタレーションなどジャンル横断的な活動を展開している。

安田佐智種 Sachigusa Yasuda

1968年東京都出身。ニューヨーク在住。視覚と身体の記憶の関係性を追求し、身体感覚を通して世界を解釈する可能性の拡張を試みている。訪れた都市や場所、空間における、歩く、見回すといった日常の所作や、そこで得られる触覚的、歴史的な情報、交流した人の記憶等を手掛かりに、写真、ビデオ、インスタレーションなどの方法で制作する。2013年以降、福島県立博物館が事務局をつとめる「はま・なか・あいづ文化連携プロジェクト」に参加し、取材に基づいた作品シリーズを展開している。近年の主な展示に「Mother/Land」小山市立車屋美術館(2014年)、「DOMANI・明日」新国立美術館(2009年)など。