これからのプログラム

企画展「デザインの先生」

企画展「デザインの先生」

2025年11月21日 (金) - 2026年3月 8日 (日)

さまざまな出会いのなかに、生活や社会の今後について考えを巡らせるヒントがあります。多くの情報が迅速に行きかい、価値観が大きく揺れ動いている今日だからこそ、デザインを通して多様な視座を示してくれた巨匠たちの活動を振り返ってみたいと考えました。

本展では6名にフォーカスし、「デザインの先生」として紹介します。デザイン教育の現場で未来を担う人材を育んだ人物も含まれますが、それだけでなく、信念と希望を胸に活動することで時代の先を探り、社会の新たな局面をもたらした人物であるという点で共通しています。

考え、つくり、伝えつづけるデザインの行為は、生きることと切り離せません。代表作をはじめ、残されたことば、記録映像などを通して各氏の人間性に迫りそれぞれのデザイン活動に目を向けるとき、彼らは皆、私たち一人ひとりが考え、主体的に行動し、進んでいくことをまさに期待していたのだということも知るでしょう。とてつもない好奇心と探究心と勇気の持ち主であり、魅力に満ちた先生たちに出会ってください。

展覧会ディレクター:川上典李子、田代かおる

テーマ:食

テーマ:食

2026年3月27日 (金) - 2026年8月 9日 (日)

生きていくために最低限必要である衣食住。「衣」と「住」が私たちの身体を外側から包むものだとすると、「食」は私たちの身体を内側から包む(満たす)ものだといえるのではないでしょうか。身体の内側を包む、最小限の豊かな「食」をスープと捉えて、スープを軸に衣食住を考えるデザイナー、遠山夏未を展覧会ディレクターに迎え、「食」をテーマとした五感に語りかける展覧会を開催します。遠山のライフワークであるスープを通して、衣食住の境界についても考えます。

展覧会ディレクター:遠山夏未
アートディレクター:田中義久
グラフィックデザイン:centre Inc.
会場構成:能作文徳+常山未央
音響設計:岡 篤郎