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「野生展:飼いならされない感覚と思考」
開催概要

contents

オープニングトーク「はみだし野生」

<本プログラムは終了しました>

本展ディレクターの中沢新一と、参加作家のしりあがり寿によるトークイベントです。

本展で、中沢新一出演による映像作品「野生の現出」を新たに制作した漫画家しりあがり寿。中沢は、これまでの仕事を通し、しりあがり寿は本質的に野生の作家であると確信しているといいます。
「野生」は世界に遍在していますが、現れるときにはきまって"はみだし"の形態をとります。本イベントでは、二人が展示作品「野生の現出」について語り合い、本展のコンセプトを掘り下げます。

しりあがり寿「野生の現出」
日時
2017年10月28日(土)15:00-16:30
場所
21_21 DESIGN SIGHT
出演
中沢新一、しりあがり寿
参加費
無料(ただし、当日の入場券が必要です)
予約
10月12日(木)12:00より本ページにて受付開始、定員に達し次第終了
定員
80名

中沢 新一 Shinichi Nakazawa

1950年、山梨県生まれ。思想家・人類学者。現在、明治大学 野生の科学研究所所長。東京大学大学院人文科学研究科博士過程満期退学。チベットで仏教を学び、帰国後、人類の思考全域を視野にいれた研究分野(精神の考古学)を構想・開拓する。著書に『チベットのモーツァルト』、『森のバロック』、『フィロソフィア・ヤポニカ』、『アースダイバー』、『カイエ・ソバージュ』シリーズ、『芸術人類学』、『野生の科学』、『大阪アースダイバー』ほか多数。近著に『熊楠の星の時間』、『俳句の海に潜る』がある。これまでの研究業績が評価され、2016年5月に第26回南方熊楠賞(人文の部)を受賞した。

しりあがり寿 Kotobuki Shiriagari

1958年静岡市生まれ。1981年多摩美術大学グラフィックデザイン専攻卒業後キリンビール株式会社に入社し、パッケージデザイン、広告宣伝等を担当。1985年単行本『エレキな春』で漫画家としてデビュー。パロディーを中心にした新しいタイプのギャグマンガ家として注目を浴びる。1994年独立後は、幻想的あるいは文学的な作品など次々に発表、新聞の風刺4コママンガから長編ストーリーマンガ、アンダーグラウンドマンガなど様々なジャンルで独自な活動を続ける一方、近年では映像、アートなどマンガ以外の多方面に創作の幅を広げている。