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つくりかたをつくること
新しいプロジェクトやアイデアに取り組むとき、これまでの既成概念に当てはめるのではなく、アイデアを生み出す土台を新しく構築することで、自ずとアウトプットも新しいものになります。
インフラや都市計画において地域の共同体の意見に寄り添って活動する建築家であり、21_21 DESIGN SIGHT企画展「土木展」で展覧会ディレクターを務めた西村 浩と、企業のデザインコンサルティングに携わり、プロジェクトにおける思考のプロセスや手法を紡ぎ出す石川俊祐によるトークを開催します。
「つくりかたをつくること」をテーマに、他者とのディスカッションから生まれる思考のプロセスを体験しながらすすめる来場者参加型のプログラムです。ぜひご参加ください。
- 日時
- 2017年4月7日(金)17:00-19:00(受付開始 16:30)
- 場所
- 21_21 DESIGN SIGHT ギャラリー3
- 出演
- 西村 浩(建築家、クリエイティブディレクター、株式会社ワークヴィジョンズ代表取締役)
石川俊祐(IDEO Tokyo デザイン・ディレクター) - 参加費
- 無料
- 予約
- 不要
- 定員
- 50名(先着順)
西村 浩 Hiroshi Nishimura
1967年佐賀県生まれ。東京大学工学部土木工学科卒業、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了後、1999年にワークヴィジョンズ一級建築士事務所を設立。土木出身ながら建築の世界で独立し、現在は、都市再生戦略の立案からはじまり、建築・リノベーション・土木分野の企画・設計に加えて、まちづくりのディレクションからコワーキングスペースの運営までを意欲的に実践する。日本建築学会賞(作品)、土木学会デザイン賞、BCS賞、ブルネル賞、アルカシア建築賞、公共建築賞 他多数受賞。2009年に竣工した、北海道岩見沢市の「岩見沢複合駅舎」は、2009年度グッドデザイン賞大賞を受賞。2016年には21_21 DESIGN SIGHT企画展「土木展」の展覧会ディレクターを務めた。
石川俊祐 Shun Ishikawa
デザイン・ディレクターとして、クライアントの課題に取り組むチームを導くだけでなく、国内のデザイン、ビジネス、および教育業界の橋渡しも行う。現在の関心事は商品とサービスの交差点で、日々使うもの、特にテクノロジーに「思いやり」をさらに取り入れるにはどうすべきかを常に考えている。パナソニック、イギリスの大手デザイン・イノベーション・コンサルティング会社PDDで勤務経験があり、家電から自動車、医療、パッケージ、サービス・デザインまで幅広い分野のプロジェクトを担当してきた。イギリス、ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズで文学士号を取得。