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開催中のプログラム
企画展「Material, or 」
2023年7月14日 (金) - 2023年11月 5日 (日)
普段の生活で接する「もの」のほとんどは、人によってデザインがなされています。本展ディレクターの吉泉 聡は「もの」がつくられる過程には、この世界に存在するありとあらゆる「マテリアル」が「素材」として意味づけされるプロセスが含まれていると考えます。つまり、特定の意味を持たなかった「マテリアル」が、人や生物との関わりの中で「もの」へとつながる意味を付与され「素材」となるのです。
本展覧会では、人間が営んできた自然との多様な関わり方をアートやデザイン、人類学の観点から紐解くと同時に、最先端のマテリアルサイエンスが我々の感覚をどのようにアップデートしてくれるのかを紹介します。現代社会において分断されてしまった私たちとマテリアルのつながりを、地球をめぐる果てしなく広大な物語から読み解くことで、マテリアルの織り成す新しい世界を感じるきっかけとなれば幸いです。
展覧会ディレクター:吉泉 聡(TAKT PROJECT)
これからのプログラム
企画展「もじ イメージ Graphic 展」
2023年11月23日 (木) - 2024年3月10日 (日)
本展では、近代のグラフィックデザインの歴史を探りながら、特にDTP(Desktop Publishing)と呼ばれる、パソコン上で出版物や印刷物のデータ制作の多くの過程を行うことが主流となった1990年代以降のデザインを、文字とデザインの関係から紐解いていきます。
展示の中心となるのは国内外約50組のグラフィックデザイナーのクリエイションの数々。漢字や仮名の使い分けや、縦書き、横書きといった特有の表現方法をもち、文字と図像が混ざり合う日本のグラフィック文化が、グローバルなデジタル情報技術とどう向き合い、何を生み出してきたか、そしてどのような可能性をみせているかを「造形性」「身体性」「メディア」など13のテーマに分けて紹介します。
展覧会ディレクター:室賀清徳、後藤哲也、加藤賢策
企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」
2024年3月29日 (金) - 2024年8月12日 (月)
未来の世界をはっきりと想像するのは、まだ難しいかもしれません。しかしだからこそクリエイターたちは、さまざまな可能性に思いをはせ、その姿をプロトタイプを通じて確かめます。彼らが生み出す、そんな「未来のかけら」を通じて、未来にそっと触れてみませんか。
本展では、デザインエンジニアの山中俊治が大学の研究室でさまざまな人々と協働し制作してきたプロトタイプやロボット、スケッチの紹介とともに、8組のデザイナー・クリエイターと科学者・技術者のコラボレーションによる作品を展示します。まだ見ぬ未来を想像するデザインを、体感する機会となれば幸いです。
展覧会ディレクター:山中俊治
これまでのプログラム
展覧会受賞歴
企画展「2121年 Futures In-Sight」
企画展「2121年 Futures In-Sight」が、ポスター、ジェネラルグラフィック、環境空間においてADC賞2022を受賞しました。
企画展「コメ展」
企画展「コメ展」が、複合部門においてJAGDA賞2015を受賞しました。
企画展「デザインあ展」
企画展「デザインあ展」が、複合部門においてJAGDA賞2014を受賞しました。
企画展「デザインあ展」が、2013年度ADCグランプリを受賞しました。
NHK Eテレの番組「デザインあ」及び、21_21 DESIGN SIGHT企画展「デザインあ展」が、第7回キッズデザイン賞 経済産業大臣賞を受賞しました。
「U-Tsu-Wa/うつわ ― ルーシー・リィー、ジェニファー・リー、エルンスト・ガンペール」
「U-Tsu-Wa/うつわ ― ルーシー・リィー、ジェニファー・リー、エルンスト・ガンペール」が、展覧会を通じて西洋文化および芸術を広く紹介したことにより、第四回財団法人西洋美術振興財団賞に選ばれました。
地球文字探検家 浅葉克己ディレクション「祈りの痕跡。」
地球文字探検家 浅葉克己ディレクション「祈りの痕跡。」の空間とグラフィックデザインに対し、ディレクターの浅葉克己氏が、2009年度東京ADCグランプリに選ばれました。
第2回企画展 佐藤卓ディレクション「water」
第2回企画展 佐藤卓ディレクション「water」のVI、ポスター、会場デザインに対し、展覧会ディレクター 佐藤 卓が、第10回亀倉雄策賞を受賞しました。
パノラマツアー
21_21 DESIGN SIGHT館内の様子や、これまでに開催した展覧会の一部を、パノラマ写真や動画で紹介しています。