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開催中のプログラム
企画展「The Original」
2023年3月 3日 (金) - 2023年6月25日 (日)
本展では、世の中に深く影響を与えるデザインを「The Original」と定義し、紹介します。ここでいう「The Original」は必ずしもものづくりの歴史における「始まり」という意味ではありません。多くのデザイナーを触発するような、根源的な魅力と影響力をそなえ、そのエッセンスが後にまでつながれていくものです。会場では、デザインの第一線で活躍する3名—土田貴宏、深澤直人、田代かおるによって選ばれた、家具、食器からテキスタイルや玩具など約150点のプロダクトを展示します。その魅力を伝える写真やテキストなどを通して、「The Original」の背景にある考え方をあますところなく紹介します。
「The Original」をあらためて見つめなおすことは、デザインの時間を超えた文脈と、それらを生み出したデザイナーたちとのつながりをもたらし、私たちの思考や行動の可能性を広げることにつながるでしょう。
展覧会ディレクター:土田貴宏
これからのプログラム
企画展「Material, or 」
2023年7月14日 (金) - 2023年11月 5日 (日)
普段の生活で接する「もの」のほとんどは、人によってデザインがなされています。本展ディレクターの吉泉 聡は「もの」がつくられる過程には、この世界に存在するありとあらゆる「マテリアル」が「素材」として意味づけされるプロセスが含まれていると考えます。つまり、特定の意味を持たなかった「マテリアル」が、人や生物との関わりの中で「もの」へとつながる意味を付与され「素材」となるのです。
本展覧会では、人間が営んできた自然との多様な関わり方をアートやデザイン、人類学の観点から紐解くと同時に、最先端のマテリアルサイエンスが我々の感覚をどのようにアップデートしてくれるのかを紹介します。現代社会において分断されてしまった私たちとマテリアルのつながりを、地球をめぐる果てしなく広大な物語から読み解くことで、マテリアルの織り成す新しい世界を感じるきっかけとなれば幸いです。
展覧会ディレクター:吉泉 聡(TAKT PROJECT)
これまでのプログラム
展覧会受賞歴
企画展「2121年 Futures In-Sight」
企画展「2121年 Futures In-Sight」が、ポスター、ジェネラルグラフィック、環境空間においてADC賞2022を受賞しました。
企画展「コメ展」
企画展「コメ展」が、複合部門においてJAGDA賞2015を受賞しました。
企画展「デザインあ展」
企画展「デザインあ展」が、複合部門においてJAGDA賞2014を受賞しました。
企画展「デザインあ展」が、2013年度ADCグランプリを受賞しました。
NHK Eテレの番組「デザインあ」及び、21_21 DESIGN SIGHT企画展「デザインあ展」が、第7回キッズデザイン賞 経済産業大臣賞を受賞しました。
「U-Tsu-Wa/うつわ ― ルーシー・リィー、ジェニファー・リー、エルンスト・ガンペール」
「U-Tsu-Wa/うつわ ― ルーシー・リィー、ジェニファー・リー、エルンスト・ガンペール」が、展覧会を通じて西洋文化および芸術を広く紹介したことにより、第四回財団法人西洋美術振興財団賞に選ばれました。
地球文字探検家 浅葉克己ディレクション「祈りの痕跡。」
地球文字探検家 浅葉克己ディレクション「祈りの痕跡。」の空間とグラフィックデザインに対し、ディレクターの浅葉克己氏が、2009年度東京ADCグランプリに選ばれました。
第2回企画展 佐藤卓ディレクション「water」
第2回企画展 佐藤卓ディレクション「water」のVI、ポスター、会場デザインに対し、展覧会ディレクター 佐藤 卓が、第10回亀倉雄策賞を受賞しました。
パノラマツアー
21_21 DESIGN SIGHT館内の様子や、これまでに開催した展覧会の一部を、パノラマ写真や動画で紹介しています。