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オープニングトーク「Future Compass」/
「問い」と「インサイト」とは何か?
本展は、展覧会ディレクターの松島倫明に「未来」を考えるための共通の「問い」づくりを依頼することからはじまりました。「問い」を模索するうちに辿り着いたのは、参加作家自らが「問い」を導き出す方法。まだ見ぬ未来への行き先を指し示すように...、「Future Compass」(未来の羅針盤)はそうやって誕生しました。本展の会場では参加作家が「Future Compass」から選んだ「言葉」、そこから紡ぎ出された「問い」、そこに宿る「インサイト(視座・洞察)」を展示しています。それら3つの要素は、展覧会全体のグラフィックデザインを担当した上西祐理、会場構成の中原崇志が築き上げた空間の中で、立体的に共存し、触発しあっています。
オープニングトークでは、展示作品の紹介を交えながら、言葉と視座がおりなす展覧会全体の「仕組み」づくりの秘話をお届けいたします。
2021年の終わりに、どうぞ、この先の「未来」に思いを馳せる時間へご参加ください。
- 日時
- 2021年12月23日(木)20:00 - 22:00
- 場所
- Zoom配信
- 出演
- 松島倫明、上西祐理、中原崇志
- 特別協賛
- 三井不動産株式会社
- 参加費
- 無料
- 予約
- 本ページの「ご予約はこちら」より参加登録をしていただき、配信されるURLよりご参加ください
- 参加条件
- あらかじめお使いのデバイスでZoomアプリケーションをインストールし、動作環境をご確認ください
松島 倫明 Michiaki Matsushima
未来をプロトタイプするメディア『WIRED』の日本版編集長としてWIRED.jp/WIREDの実験区"SZメンバーシップ"/雑誌(最新号VOL.41特集「NEW NEIGHBORHOOD」/WIREDカンファレンス/Sci-Fiプロトタイピング研究所/WIRED特区などを手掛ける。NHK出版学芸図書編集部編集長を経て2018年より現職。内閣府ムーンショットアンバサダー。訳書に『ノヴァセン』(ジェームズ・ラヴロック)がある。東京出身、鎌倉在住。
上西 祐理 Yuri Uenishi
アートディレクター/ グラフィックデザイナー。1987年生まれ。東京都出身。2010年多摩美術大学グラフィックデザイン学科卒業、同年電通入社、2021年独立。 ポスター、ロゴなど単体の仕事から、ブランディングやキャンペーン、映像、空間、本、雑誌など仕事は多岐にわたる。今までの仕事に、世界卓球2015 ポスター / テレビ東京、LAFORET GRAND BAZAR SUMMER 2018 & 2019, 2020-2021年間キャンペーン / LAFORET HARAJUKU、#SHEMOVESMOUNTAINS / THE NORTH FACE、ISSEY MIYAKE PLEATS PLEASE 2018 FLAGS / ISSEY MIYAKE、FUTURE-EXPERIMENT.JP / docomo、雑誌「広告」 / 博報堂など。主な受賞歴:東京ADC賞、JAGDA新人賞、JAGDA賞、CANNES LIONS金賞, NYADC金賞など。趣味は旅と雪山登山。旅は現在42カ国達成。
中原 崇志 Takashi Nakahara
1976年鹿児島県生まれ。建築アトリエ「有馬裕之+Urban Fourth」を経て、建築、インテリア、ミュージアムデザインの分野で活動。科学館や博物館の常設展示や企画展示の設計を中心としながら、建築の設計、インテリア、空間インスタレーションなど多岐に渡り取り組んでいる。
主な仕事に、GINZA SONY PARKや21_21 DESIGN SIGHTの展覧会会場構成、「石岡瑛子 血が、汗が、涙がデザインできるか」「日本科学未来館の常設展示」「上海万博日本産業館 INAXブース」など。主な受賞歴として企画展「世界の終わりのものがたり」にて、SDA大賞・経済大臣賞や企画展「トイレ? 行っトイレ!~ボクらのうんちと地球のみらい」空間デザイン賞優秀賞等を受賞。