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「トランスレーションズ展 −『わかりあえなさ』をわかりあおう」
開催概要

contents

オンラインイベント
「たほいや:架空の辞書あそび」

<本プログラムは終了しました>

「たほいや」という言葉を知っていますか?
一見すると、でたらめに文字を並べたようにも思われる「たほいや」は、広辞苑にも収録されている、意味のある言葉です。

このように知らない言葉を聞いたとき、私たちは、近い言葉を思い浮かべたり、語感や漢字から想像を膨らませたりして、意味を推測しようとします。また、初めて出会う言葉が、元々持っていた感情や感覚を表してくれることもあります。

2021年最初のイベントは、ミュージアムエデュケイターの会田大也と本展企画チームのメンバーが想像力を駆使し、知らない言葉の意味を"それっぽく"創作したり、本当の意味を当てたりするゲーム「たほいや」です。
辞書を片手に観戦しながら、知らない言葉との出会いを楽しみましょう。

日時
2021年1月21日(木)20:00 - 22:00
場所
Zoom配信
出演
会田大也、ドミニク・チェン、塚田有那、noiz 田頭宏造、祖父江 慎
特別協賛
三井不動産株式会社
参加費
500円
予約
1月5日(火)より本ページにて予約受付開始
参加条件
あらかじめお使いのデバイスでZoomアプリケーションをインストールし、動作環境をご確認ください
会田大也

会田大也 Daiya Aida

東京造形大学、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]修了。2003年の開館時より11年間、山口情報芸術センター[YCAM]にて教育プログラムの開発運営を行う。ミュージアムにおけるメディアリテラシーや美術教育、地域プロジェクト、または企業における人材開発といった分野で、ワークショップやファシリテーションの手法を用いて「学校の外の教育」を実践してきた。一連のオリジナルメディアワークショップにてキッズデザイン大賞や、担当した企画展示「コロガル公園シリーズ」で、文化庁メディア芸術祭、グッドデザイン賞などを受賞。
2014年-2019年東京大学大学院GCL特任助教、2019年あいちトリエンナーレキュレーター(ラーニング)を経て、2019年より山口情報芸術センター[YCAM]学芸普及課長。

ドミニク・チェン

ドミニク・チェン Dominique Chen

博士(学際情報学)。使う言語は日・仏・英。日本、台湾、ベトナムの血を引くフランス国籍。幼少時には50カ国以上から生徒が集まるインターナショナルスクールに通い、日々「翻訳」を体感して過ごす。現在は早稲田大学文化構想学部・准教授。XXII La Triennale Milano『Broken Nature』展(2019.3.1〜9.1)でぬか床ロボット『NukaBot』、あいちトリエンナーレ2019『情の時代』展(2019.8.1〜10.1)では人々の遺言の執筆プロセスを可視化する『Last Words/TypeTrace』を出展。主な著書に、『未来をつくる言葉:わかりあえなさをつなぐために』(新潮社)など。

塚田有那Photo: Asato Sakamoto

塚田有那 Arina Tsukada

編集者、キュレーター。世界のアートサイエンスを伝えるメディア「Bound Baw」編集長。一般社団法人Whole Universe代表理事。2010年、サイエンスと異分野をつなぐプロジェクト「SYNAPSE」を若手研究者と共に始動。12年より、東京エレクトロン「solaé art gallery project」のアートキュレーターを務める。16年より、サウンドアーティストevalaによる「See by Your Ears」のディレクターとして様々な音と都市のプロジェクトを展開。近著に『ART SCIENCE is. アートサイエンスが導く世界の変容』(ビー・エヌ・エヌ新社)、共著に『情報環世界 - 身体とAIの間であそぶガイドブック』(NTT出版)がある。大阪芸術大学アートサイエンス学科非常勤講師。

noiz

noiz

2007年に豊田啓介と蔡佳萱のパートナーシップとして設立。2016年より酒井康介を加えた3名パートナー体制で、東京、台北、ワルシャワ(ヨーロッパ)からコンピューテーショナルな手法を駆使し、建築を軸にインスタレーションから都市まで幅広いジャンルで国際的に活動する建築・デザイン事務所。最新のデジタル技術を駆使した各種デザインや製作、システムの実装から教育、各種リサーチ&コンサルティング活動も積極的に展開している。

祖父江 慎

祖父江 慎 Shin Sobue

1959年、愛知県生まれ。多摩美術大学グラフィックデザイン科を中退後、グラフィックデザイナー、アート・ディレクターとして活躍しながら、現在、コズフィッシュ代表。すべての印刷されたものに対する並はずれた「うっとり力」をもって、日本のブックデザインの最前線で幅広いジャンルを手がけている。スヌーピーミュージアム東京、ミッフィー展ほかの展覧会グラフィック、グッズデザインにも力を発揮する。過去の仕事をまとめた『祖父江 慎+cozfish』(PIE BOOKS)は絶賛発売中。AGI、TDC会員。