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「トランスレーションズ展 −『わかりあえなさ』をわかりあおう」
開催概要

contents

オンライントーク
「21_21展覧会ディレクターズバトン」

<本プログラムは終了しました>

デザインを通じてさまざまなものごとを考え、私たちの文化とその未来のビジョンを繋いでいくオンライントーク「展覧会ディレクターズバトン」を開催します。

現在開催中の「トランスレーションズ展 −『わかりあえなさ』をわかりあおう」展覧会ディレクターのドミニク・チェンと、2021年7月2日から始まる「ルール?展」展覧会ディレクターチームの水野 祐、菅 俊一、田中みゆきがクロストークを行います。
予期せぬウイルスの影響下で、私たちを取り巻く社会や環境、さまざまなものごとに急速な変化が求められる今。そんな時代に行われることとなった2つの展覧会のディレクターたちが、それぞれのテーマに懸ける思いやメッセージとはー。

同時代に伸びやかに躍動する4人がそれぞれの視点から、今とこれからを語り合います。

日時
2021年6月10日(木)20:00 - 21:30
場所
Zoom配信
出演
ドミニク・チェン、水野 祐、菅 俊一、田中みゆき
言語
日本語(文字支援あり)
特別協賛
三井不動産株式会社
参加費
500円
予約
6月4日(金)より本ページにて予約受付開始
参加条件
あらかじめお使いのデバイスでZoomアプリケーションをインストールし、動作環境をご確認ください
ドミニク・チェン写真:望月 孝

ドミニク・チェン Dominique Chen

博士(学際情報学)。使う言語は日・仏・英。日本、台湾、ベトナムの血を引くフランス国籍。幼少時には50カ国以上から生徒が集まるインターナショナルスクールに通い、日々「翻訳」を体感して過ごす。現在は早稲田大学文化構想学部・准教授。2016~2018年度グッドデザイン賞の審査員・フォーカスイシューディレクター・ユニットリーダーを務める。XXII La Triennale Milano『Broken Nature』展(2019.3.1〜9.1)でぬか床ロボット『NukaBot』、あいちトリエンナーレ2019『情の時代』展(2019.8.1〜10.1)では人々の遺言の執筆プロセスを可視化する『Last Words/TypeTrace』を出展。
主な著書に、『未来をつくる言葉:わかりあえなさをつなぐために』(新潮社)、『電脳のレリギオ:ビッグデータ社会で心をつくる』(NTT出版)、『インターネットを生命化する:プロクロニズムの思想と実践』(青土社)、『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック:クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』(フィルムアート社)等。
共著に『情報環世界:身体とAIの間であそぶガイドブック』(NTT出版)、『謎床:思考が発酵する編集術』(晶文社)等。訳書に『ウェルビーイングの設計論:人がよりよく生きるための情報技術』(BNN新社)、『シンギュラリティ:人工知能から超知能まで』(NTT出版)等。

水野 祐

水野 祐 Tasuku Mizuno

法律家。弁護士(シティライツ法律事務所)。九州大学グローバルイノベーションセンター(GIC)客員教授。Creative Commons Japan理事。Arts and Law理事。慶應義塾大学SFC非常勤講師。note株式会社などの社外役員。著作に『法のデザイン −創造性とイノベーションは法によって加速する』、共著に『オープンデザイン参加と共創から生まれる「つくりかたの未来」』など。Twitter : @TasukuMizuno

菅 俊一

菅 俊一 Syunichi Suge

コグニティブ・デザイナー/表現研究者/多摩美術大学統合デザイン学科講師 1980年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。人間の知覚能力に基づくコグニティブデザインの考え方による問題設計や新しい表現の研究開発を軸に、社会に新しい価値を提案することを活動の主としている。主な仕事に、NHK Eテレ「2355ID / 0655ID」、21_21 DESIGN SIGHT企画展「単位展」コンセプトリサーチ、21_21 DESIGN SIGHT企画展「アスリート展」展覧会ディレクター。著書に『差分』(共著・美術出版社)、『まなざし』(ボイジャー)、『行動経済学まんが ヘンテコノミクス』(共著・マガジンハウス)、『観察の練習』(NUMABOOKS)。主な受賞にD&AD Yellow Pencilなど。主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2019」(愛知県美術館、2019)、個展に「指向性の原理」(SOBO、東京、2017)、「正しくは、想像するしかない。」(デザインギャラリー1953、東京、2019)など。 http://syunichisuge.com

田中みゆき那写真:Shiho Kito/Yahooニュース特集

田中みゆき Miyuki Tanaka

キュレーター/プロデューサー。アートセンターなどに勤務後、「障害は世界を捉え直す視点」をテーマにカテゴリーにとらわれないプロジェクトを企画する。価値が定まる前の表現を扱うプロジェクトを通して、表現の見方や捉え方を障害当事者や鑑賞者とともに再考する。近年の企画に、「大いなる日常」展(2017年、NO-MA)、「音で観るダンスのワークインプログレス」(2017年~19年、KAAT神奈川芸術劇場)、映画「ナイトクルージング」(2019年公開)、「オーディオゲームセンター」(2017年~)など。「ヨコハマ・パラトリエンナーレ2020 BOOK PROJECT『そのうち届くラブレター』」 キュレーター(2020年)、大阪・関西万博日本政府館基本構想策定における企画・展示コンテンツ分野クリエイターを務める。UCLA、東京大学DO-IT、Google Rare"The Power of Difference"など障害や多様性をテーマとしたカンファレンスにも多数登壇。2018年より東京工業大学リベラルアーツ研究教育院非常勤講師。http://miyukitanaka.net