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「野生展:飼いならされない感覚と思考」
開催概要

contents

トーク 「まるで野生」

<本プログラムは終了しました>

本展ディレクター 中沢新一と21_21 DESIGN SIGHTディレクター 深澤直人による、「野生と形の関係」をテーマにしたトークです。

本展で展示、紹介している「丸石神」に代表されるように、「丸には野生が宿る」と中沢は言います。プロダクトデザイナーとしてデザインに様々な曲線を取り入れてきた深澤の目には、丸や自然曲線はどのように映るのでしょうか。

人類学者とデザイナーの2人の視点から、「野生と形」の関係を読み解き、野生をデザインに取り込れるヒントを探ります。

遠山孝之「山梨県 東山梨郡三富村」
日時
2018年1月13日(土)15:00-16:30
場所
21_21 DESIGN SIGHT
出演
深澤直人、中沢新一
参加費
無料(ただし、当日の入場券が必要です)
予約
12月19日(火)12:00より本ページにて受付開始、定員に達し次第終了
定員
80名

深澤直人 Naoto Fukasawa

2003年 NAOTO FUKASAWA DESIGN 設立。卓越した造形美とシンプルに徹したデザインで、イタリア、フランス、ドイツ、スイス、北欧、アジアなど世界を代表するブランドのデザインや、国内の大手メーカーのデザインとコンサルティングを多数手がける。デザインの領域は、腕時計や携帯電話などの小型情報機器からコンピュータとその関連機器、家電、生活雑貨用品、家具、インテリアなど幅広い。人間とものとを五感によって結びつける彼の仕事は、より大きな喜びを使い手に届けるものとして高く評価されている。2010〜2014年グッドデザイン賞審査委員長。多摩美術大学教授。日本民藝館館長。

中沢 新一 Shinichi Nakazawa

1950年、山梨県生まれ。思想家・人類学者。現在、明治大学 野生の科学研究所所長。東京大学大学院人文科学研究科博士過程満期退学。チベットで仏教を学び、帰国後、人類の思考全域を視野にいれた研究分野(精神の考古学)を構想・開拓する。著書に『チベットのモーツァルト』、『森のバロック』、『フィロソフィア・ヤポニカ』、『アースダイバー』、『カイエ・ソバージュ』シリーズ、『芸術人類学』、『野生の科学』、『大阪アースダイバー』ほか多数。近著に『熊楠の星の時間』、『俳句の海に潜る』がある。これまでの研究業績が評価され、2016年5月に第26回南方熊楠賞(人文の部)を受賞した。