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企画展 「ルール?展」

contents

オンライントーク「イメージを具現化させるルール」

<本プログラムは終了しました>

「ルール?展」の展示作品「四角が行く」は、ベルトコンベアに載せられた3つの大きさが異なる白い箱(四角たち)が、さまざまな形の穴のあいたゲートを試行錯誤しながらくぐり抜けてゆく作品です。 映像作家の石川将也、デザイン・スタジオ nomenaの武井祥平と杉原 寛、アーティストの中路景暁が、それぞれの知識と経験を持ち寄り、ともに一つの表現を追求しました。

本イベントでは、コンセプト構想から具現化までの過程や、制作におけるそれぞれの役割、分野を越えた協働によって図らずも見つかった制約から生まれる表現、そしてもうひとつの作品「ルールが見えない四角が行く」について語り合います。 本展ディレクターチームより菅 俊一がモデレーターを務め、5名でのクロストークとなります。

日時
2021年8月4日(水)20:00 - 21:30
場所
Zoom配信
出演
石川将也、武井祥平、杉原 寛、中路景暁、菅 俊一
特別協賛
三井不動産株式会社
参加費
500円
予約
本ページの「予約はこちら」より参加登録をしていただき、配信されるURLよりご参加ください
参加条件
あらかじめお使いのデバイスでZoomアプリケーションをインストールし、動作環境をご確認ください
石川将也写真:杉島孝弘

石川将也 Masaya Ishikawa

映像作家・グラフィックデザイナー・視覚表現研究者。1980年生まれ。慶應義塾大学佐藤雅彦研究室を経て、2006年より2019年までクリエイティブグループ「ユーフラテス」に所属。科学映像「NIMS 未来の科学者たちへ」やNHK Eテレ『ピタゴラスイッチ』『2355/0655』などの制作に携わる。2020年独立。デザインスタジオcog(コグ)設立。研究を通じた新しい表現手法の開発と、それを用いて情報を伝えるデザイン活動を行っている。独立後はISSEY MIYAKE「ISSEY CANVAS」を始めとする映像コミュニケーションに加え「Layers of Light / 光のレイヤー」という新しい立体映像装置を用いたアート作品や、科学玩具「マグネタクト アニマル」など、活動領域を拡げている。Ozawa Kenji Graphic Bandメンバー。https://www.cog.ooo/

武井祥平

武井祥平 Shohei Takei

研究者/エンジニア。1984年生まれ。高専で電気工学、大学で認知心理学を専攻。2006-2010年(株)丹青社。2012年東京大学大学院情報学環・学際情報学府修士課程修了。同年、nomena設立。広範な学術的知見から考案される表現手法がさまざまな分野から評価され、気鋭のアーティストやデザイナーとの共同制作も数多く手がける。受賞歴に、東京大学総長賞(2012)、電気情報通信学会MVE賞(2012)、東京都現代美術館ブルームバーグ・パヴィリオン・プロジェクト公募展グランプリ(2012)、DSA日本空間デザイン賞金賞(2017)、日本サインデザイン協会SDA賞優秀賞(2017)他。2018年4月-2020年2月、東京大学大学院 情報学環 特任研究員(川原ERATO)。2020年4月より、東京大学大学院 情報学環 非常勤講師。

杉原 寛

杉原 寛 Hiroshi Sugihara

研究者/エンジニア。1992年生まれ。2017年東京大学大学院機械工学専攻山中俊治研究室修了。同博士課程休学中。2019年より「nomena」に参加。3Dプリンターによって生物のように組立無しで生まれて動くロボットのシリーズ「READY TO CRAWL」や、昆虫の翅の折り畳み構造を機構として再現した「READY TO FLY」(山中俊治研究室、斉藤一哉らとの共同制作)など、独自の機構、原理を開発することで、複雑な制御を用いないからくり的手法による、新たな機械表現を行なっている。主な出展に、Ars Electronica(オーストリア、2016、2017)、ART&ROCK(フランス、2019)、Prototyping in Tokyo(ブラジル、アメリカ、イギリス、シンガポール、2018-2020)、虫展(21_21 DESIGN SIGHT、2019)。

中路景暁写真:石川将也

中路景暁 Hiroaki Nakaji

アーティスト/エンジニア。機械装置が生み出す表現に焦点を当てた映像やパフォーマンス作品の制作を行う。工学研究科を修了後エンジニアとして勤めた後、情報科学芸術大学院大学[IAMAS]メディア表現研究科に入学、2019年修了。主な展覧会に「超暴力展」(山下ビル、2019)、「見る、楽しむ、考える スポーツ研究所」(ICC、2019)、「アーティスト・イン・ミュージアム Vol.8」(岐阜県美術館、 2020)など。その他、《Sequences/Consequences》(2019)がNHK Eテレ『2355』1 minute galleryにて放送。

菅 俊一

菅 俊一 Syunichi Suge

コグニティブ・デザイナー/表現研究者/多摩美術大学統合デザイン学科准教授。1980年東京都生まれ。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科修了。人間の知覚能力に基づくコグニティブデザインの考え方による問題設計や新しい表現の研究開発を軸に、社会に新しい価値を提案することを活動の主としている。主な仕事に、NHK Eテレ「2355ID / 0655ID」、21_21 DESIGN SIGHT企画展「単位展」コンセプトリサーチ、21_21 DESIGN SIGHT企画展「アスリート展」展覧会ディレクター。著書に『差分』(共著・美術出版社)、『まなざし』(ボイジャー)、『行動経済学まんが ヘンテコノミクス』(共著・マガジンハウス)、『観察の練習』(NUMABOOKS)。主な受賞にD&AD Yellow Pencilなど。主な展覧会に「あいちトリエンナーレ2019」(愛知県美術館、2019)、個展に「指向性の原理」(SOBO、東京、2017)、「正しくは、想像するしかない。」(デザインギャラリー1953、東京、2019)など。https://syunichisuge.com