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横尾忠則:The Artists

contents

カルティエ現代美術財団

カルティエ現代美術財団は、企画展、ライブパフォーマンス、講演会といったプログラムを通して、あらゆる分野の現代美術を世界に向けて広めることをミッションとする民間文化機関です。1984年にカルティエによって創設された同財団は、パリに位置する、建築家ジャン・ヌーヴェルが手掛けた建物にあり、アーティストのための創造的な空間にして一般市民との出会いの場となっています。世界中のアーティスト、科学者、哲学者、ミュージシャン、建築家の間の、意外な出会いを促進するカルティエ現代美術財団は、長年にわたり科学から映画、ダンス、デザインなど多岐にわたるテーマで独自性ある現代美術展プログラムを企画するとともに、50ヶ国500人のアーティストによる2,000点以上の作品を集めたユニークなコレクションを築いてきました。近年は、世界中の主要文化機関とパートナーシップを結び、東京、ブエノスアイレス、ソウル、ミラノ、上海といった都市で展覧会を開催しています。

また、写真、建築、デザイン、さらには絵画に至り、多様な分野の日本のアーティストが、30年以上にわたるカルティエ現代美術財団の活動に参加し、財団コレクションの一部ともなっています。このことは、今回、21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3に集う数々の肖像画からもみてとれます。カルティエ現代美術財団は、ヨーロッパの社会に向けて、日本のカルチャーやアートシーンを紹介する中心的役割を担ってきました。これまでに開催した日本人アーティストの展覧会は14に及びます。

カルティエ現代美術財団ウェブサイト
https://www.fondationcartier.com/en/