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オンライントーク
「クリストとジャンヌ=クロードを『伝える』」
本展の締めくくりとして、クリスト・アンド・ジャンヌ=クロード財団のディレクターで、アーカイブや展覧会を担当してるロレンツァ・ジョヴァネッリを迎え「アーティストの活動や作品を後世に残す方法」に焦点をあてたオンライントークを開催します。
私たちは過去のアーティストや作品、その制作背景などについて、記録されアーカイブ(保管)されたものが公開された時に初めて知ることができます。本展もクリスト・アンド・ジャンヌ=クロード財団が管理する膨大な量の画像や映像などの資料を活用し構成することで実現し「包まれた凱旋門」という一大プロジェクトの存在とクリストとジャンヌ=クロードの想いをみなさまへ届けることができました。
わずか1〜2週間しか見ることのできないクリストとジャンヌ=クロードの作品は「実現する」ことだけではなく、構想からはじまる、完成までの全てのプロセスが記録され、保管され、活用されることにより、語り継がれていきます。そのためのドキュメンテーション(資料整理)は彼らのプロジェクトの一連の流れの中にあり、大事な活動の一つです。
あわせて本トークでは、展覧会会期中にクリストとジャンヌ=クロードの活動や本展に関して、みなさまからいただいた質問にもお答えしたいと思います。
クリストとジャンヌ=クロードが続けてきたドキュメンテーションと活用した経験などから、未来へ「伝える」方法を語ります。
- 開催日
- 2023年2月1日(水)
- 時間
- 20:00 - 21:30
- 場所
- Zoom配信
- 出演
- ロレンツァ・ジョバネッリ
- モデレーター
- 中洞貴子(21_21 DESIGN SIGHT)
- 言語
- 日本語、英語(逐次通訳)
- 特別協賛
- 三井不動産株式会社
- 参加費
- 無料
- 予約
- 本ページの「ご予約はこちら」より参加登録をしていただき、配信されるURLよりご参加ください
- 参加条件
- あらかじめお使いのデバイスでZoomアプリケーションをインストールし、動作環境をご確認ください
ロレンツァ・ジョバネッリ(クリスト・アンド・ジャンヌ=クロード財団)
Lorenza Giovanelli
1990年ブレシア(イタリア)生まれ。美術史家。作家のエステートに勤務、およびクリスト・アンド・ジャンヌ=クロード財団ディレクター。美術館勤務を経て、2016年クリストとジャンヌ=クロードのプロジェクト「フローティング・ピアーズ、イタリア・イセオ湖、2014-16」のオフィスマネージャー、 2017年よりニューヨークのクリストのスタジオでコレクションおよび展覧会マネージャーとなる。「包まれた凱旋門」のドキュメンタリー本を含む、クリストとジャンヌ=クロードに関する数多くの展覧会や出版物を手がける。