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オンライントーク
「LIFE with Christo and Jeanne-Claude」
クリストとジャンヌ=クロードと50年以上活動を共にしてきた写真家のウルフガング・フォルツを迎え、オンライントークを開催します。ドイツ生まれのフォルツは、専属写真家として、クリストがドローイングを制作する際に使用する景観の写真、交渉活動や工事の記録写真、そしてプロジェクトの完成写真を担当してきました。
本展で展示されている写真の多くはフォルツによるものですが、写真家としての二人との協働に加え、布の調達や工事業者のアレンジなどにも深く関わり、「包まれたライヒスターク、ベルリン、1971–95」、「ウォール、オーバーハウゼン、ドイツ、1998–99」、「ビッグ・エア・パッケージ、オーバーハウゼン、ドイツ、2010–13」ではプロジェクト・ディレクターを任されました。
プロジェクト実現へのプロセスには、「ワーキング・ファミリー」と呼ばれる、二人の思いの元に集まってきた人々の存在があります。フォルツはその中でも最も期間が長く中心的な存在の一人です。およそ50年という長い年月に渡り、クリストとジャンヌ=クロードの創作の現場に立ち会ってきたフォルツの活動を紹介します。
- 開催日
- 2022年12月16日(金)
- 時間
- 20:00 - 21:30
- 場所
- Zoom配信
- 出演
- ウルフガング・フォルツ、川上典李子
- 言語
- 日本語、英語(逐次通訳)
- 特別協賛
- 三井不動産株式会社
- 参加費
- 無料
- 予約
- 本ページの「ご予約はこちら」より参加登録をしていただき、配信されるURLよりご参加ください
- 参加条件
- あらかじめお使いのデバイスでZoomアプリケーションをインストールし、動作環境をご確認ください
ウルフガング・フォルツ
Wolfgang Volz
写真家。1948年、ドイツ、トゥットリンゲン生まれ。1968年まで、短期間ロックバンドのメンバーとして活動。ドイツ、エッセンのフォルクヴァング芸術大学で写真を学んだ後、1971年、クリストとジャンヌ=クロードに初めて会い、美しい友情とコラボレーションが始まる。以来フォルツは、彼らの人生と仕事をカメラで記録し、そのコラボレーションにより、多くの書籍が出版され、世界中の美術館やギャラリーで400を超える展覧会が開催されている。
川上典李子(21_21 DESIGN SIGHT アソシエイトディレクター)
Noriko Kawakami
ジャーナリスト。デザイン誌『AXIS』編集部を経て1994年よりフリーランスのジャーナリストとして取材、執筆を続ける。21_21 DESIGN SIGHT以外の展覧会企画では「London Design Biennale 2016」キュレトリアル・アドバイザー、パリ装飾美術館「Japon Japonismes. Objets inspirés, 1867-2018」ゲストキュレーター等。武蔵野美術大学客員教授。