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企画展「もじ イメージ Graphic 展」

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「もじ イメージ Graphic 声」

<本プログラムは終了しました>

企画展「もじ イメージ Graphic 展」の展覧会ディレクターである室賀清徳、後藤哲也、加藤賢策の3名と企画協力の西山 萌がパーソナリティとなり、2日間に渡りトークをお届けする「もじ イメージ Graphic 声」を開催します。本トークでは、今日のグラフィックデザインを観察的・批評的観点から考察するさまざまなゲストを招き、展示会場には収まりきらないトピックをゆるゆると語らいます。

たとえば中国から伝来した文字にルーツを持つ漢字。一方、今日中国で使われているのは簡体字と繁体字です。今や世界的な言語になりつつある中国語を扱うデザイナーにとって、現在の日本語の文字とデザインはどのように映るのか?戦後、日本で初めて世界的なデザイン会議「東京世界デザイン会議」が開催された1960年代。バウハウスなどの影響を受け、デザインの社会的機能や役割が問われたモダンデザインの潮流を踏まえ、現在のグラフィックデザインを捉えると?アニメーション大国ともいわれる日本でイラストレーションやアニメーション、美術の領域におけるグラフィックデザインはどのような進化を遂げているのか......?など、2日間全10コマほどのトークをラジオ番組形式でお届けします。

「もじ イメージ Graphic 声」は会場内のみでオンエア。展示会場内に設置されたスピーカーからお聞きいただけます。ゲストに誰が来るかは当日までのお楽しみ!アーカイブ配信は予定しておりませんので、ぜひこの機会にご来場ください。

タイムスケジュール

2024年2月24日(土)

13:00〜 TALK.01「もじ イメージ Graphic展 開催以後。ディレクターの視点から」
14:00〜 TALK.02「パラレルに存在するもじのデザイン。中国のデザイナーの視点から」
15:00〜 TALK.03「アニメーション、イラストレーションの領域から」
16:00〜 TALK.04「グラフィックデザインと表示、道具の関係。デジタルネイティブの視点から」
17:00〜 TALK.05「60年代、モダンデザインの潮流を踏まえて」
(18:00 終了予定)

2024年2月25日(日)

13:00〜 TALK.06「社会の間を繋ぐもの、あるいは異物としてのグラフィックデザイン」
14:00〜 TALK.07「学生は本展をどう見たか」
15:00〜 TALK.08「Special Guest Talk」
(18:00 終了予定)

* 上記タイムスケジュールは調整、変更が入る場合がございます。予めご了承ください

開催日
2024年2月24日(土)、25日(日)
時間
13:00 - 18:00
場所
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2 B1Fロビー

* 会場内に設置されたスピーカーからお聞きいただけます
* 機材トラブルによる音声の乱れが発生する可能性もございますのであらかじめご了承ください

出演
室賀清徳、後藤哲也、加藤賢策、西山 萌、他
特別協賛
三井不動産株式会社
言語
日本語
室賀清徳
撮影:木奥恵三

室賀清徳 Kiyonori Muroga

編集者。グラフィック社所属。1975年新潟県長岡市生まれ。グラフィックデザイン、タイポグラフィ、視覚文化についての書籍の企画編集、評論、教育を国際的に行う。『The Graphic Design Review』(JAGDA)編集長。前「アイデア」編集長。共著に『グラフィックデザイン・ブックガイド』ほか。東京藝術大学、武蔵野美術大学非常勤講師。

後藤哲也

後藤哲也 Tetsuya Goto

デザイナー/キュレーター/エディター。Out Of Office主宰。近畿大学文芸学部准教授/大阪芸術大学客員教授。JAGDA「The Graphic Design Review」編集委員。著書に『K-GRAPHIC INDEX』(グラフィック社)、『アイデア別冊 Yellow Pages』(誠文堂新光社)がある。
主な展覧会:Typojanchi(Culture Station 284、2013&2015)、グラフィズム断章:もうひとつのデザイン史(クリエイションギャラリーG8、2018)、GRAPHIC WEST 7: YELLOW PAGES(京都dddギャラリー、2018)、FIKRA GRAPHIC DESIGN BIENNIAL 2018(シャルジャ、2018) 、アイデンティティのキキ(A-Lab、2020)、GRAPHIC WEST 9: Sulki & Min(京都dddギャラリー、2021)、ニューアイデンティティ(A-Lab、2021)、ddd DATABASE 1991-2022(京都dddギャラリー、2022)
https://outofoffice.jp/

加藤賢策

加藤賢策 Kensaku Kato

グラフィックデザイナー/アートディレクター。株式会社ラボラトリーズ代表。グラフィックデザインの雑誌『アイデア』(誠文堂新光社)のアートディレクション、および「ファッションインジャパン1945-2020─流行と社会」(国立新美術館、2020)、「オラファー・エリアソン 時に川は橋となる」(東京都現代美術館、2020)、「エゴン・シーレ展」(東京都美術館、2023)、「マン・レイのオブジェ」(DIC川村記念美術館、2023)、「六本木クロッシング2022─往来オーライ!」(森美術館、2023)、「ブルーノ・ムナーリ─役に立たない機械をつくった男」(神奈川県立近代美術館ほか、2018)、八戸市美術館のシンボルマークおよびサイン計画(2021)など、美術館や展覧会に関するグラフィックデザイン、エディトリアルデザインを多く手がける。企画構成『アイデア370 特集:思想とデザイン』(誠文堂新光社、2015)、展示構成「グラフィズム断章:もうひとつのデザイン史」(クリエイションギャラリーG8、2018)など。武蔵野美術大学非常勤講師。
www.labor-atories.com

西山 萌

西山 萌 Moe Nishiyama

編集者/粘菌。多摩美術大学卒業後、出版社を経て独立。編集を基点にリサーチ・企画設計・場所づくり・書籍制作・メディアディレクションなど。アート・デザイン・都市など領域を横断し、雑誌的な編集を行う。編集を手掛けた書籍に『A DCADE TO DOWNLOAD -- Internet Yami-Ichi 2012-2021』(エキソニモ、2022)、『来るべきデザイナー現代グラフィックデザインの方法と態度』(グラフィック社、2022)、『アートプロジェクトのためのウェブサイト制作 コ・クリエイションの手引き』(Tokyo Art Research Lab、2023)、『小出版レーベルのブックデザインコレクション』(グラフィック社、2023)など。生活/表現活動/施設運営が一体となったアーティスト・ラン・レジデンスであり活動体・6okkenのメンバー。