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トーク「テクノロジーと表現」
本展参加作家 TAKCOMと情報学研究者 ドミニク・チェンが、テクノロジーと表現について語るトークイベントです。
本展でウィリアム・クラインと協働し、クラインの写真200点以上をダイナミックな手法で映像インスタレーションとして表現したTAKCOM。多岐にわたるクラインの作品を解釈し、1950年代から時代の都市の熱気や人々の情熱を切り取った写真を、現代へとつなげていくマルチ・プロジェクション作品を発表しました。
TAKCOMが本作のコンセプトやプロセスを説明し、ドミニク・チェンとともに、アナログ写真やフィルム映画の時代を経てデジタルメディアでの表現が可能になった今日の、表現とメディアの関係や可能性を語り合います。
- 日時
- 2018年3月17日(土)14:00-15:30
- 場所
- 21_21 DESIGN SIGHT
- 出演
- ドミニク・チェン、TAKCOM
- 参加費
- 無料(ただし、当日の入場券が必要です)
- 予約
- 2月27日(火)13:00より本ページにて受付開始、定員に達し次第終了
- 定員
- 80名
ドミニク・チェン Dominick Chen
1981年生まれ。博士(学際情報学)。NTT InterCommunication Center[ICC]研究員を経て、NPOコモンスフィア(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン)理事、株式会社ディヴィデュアル共同創業者。2017年より早稲田大学文化構想学部准教授。2008年度IPA未踏IT人材育成プログラム・スーパークリエイター認定。NHK NEWSWEB第四期ネットナビゲーター(2015年4月〜2016年3月)。企画設計したスマートフォン用アプリケーションがAppleのBest of Apps 2015と2016に選出される。2016年度よりグッドデザイン賞・審査員兼フォーカスイシューディレクター。著書に松岡正剛との共著『謎床:思考が発酵する編集術』(晶文社)、『電脳のレリギオ:ビッグデータ社会で心をつくる』(NTT出版)、『インターネットを生命化する プロクロニズムの思想と実践』(青土社)、『フリーカルチャーをつくるためのガイドブック:クリエイティブ・コモンズによる創造の循環』(フィルムアート社)等。訳書に『ウェルビーイングの設計論:人がよりよく生きるための情報技術』(BNN新社)『シンギュラリティ:人工知能から超知能まで』、『みんなのビッグデータ:リアリティマイニングから見える世界』(共にNTT出版)。
TAKCOM
映像作家。CM、MVなど広告映像を手がける傍、実験的なショートフィルム、映像インスタレーションなどを手掛ける。近年の作品として、ショートフィルム「Pessim」Top shortsにてBest experimental他。「Noah flaw」はNownessにてフィーチャー、SIGGRAPH Asia、オーバーハウゼン国際短編映画祭他、十カ国以上の映画祭で選出他。Nosaj Thing「Cold Stares」(映像演出担当)Prix Ars Electronica 2016にてAward of Distinction受賞、Vienna Independent Shortsにてthe best international music video受賞他。「森ビル 六本木ヒルズ -TOKYO CITY SYMPHONY」(映像演出担当)カンヌライオンズ国際クリエイティビティ・フェスティバルCyber部門 SILVER受賞、ADFEST PROMO LOTUS/GOLD賞、D&AD AWARD Yellow Pencil受賞等。