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「雑貨展」

contents

21_21 DESIGN NIGHT 特別企画「『何に着目すべきか?』」

「毎日起きては繰り返すもの、平凡なこと、日常的なこと、明らかなこと、ありふれたこと、月並みなこと、並以下のこと、あたりのざわめき、慣れきったこと、それらをどう説明すればいいのだろう。どう問いかけ、どう記述すればいいのだろう。」(ジョルジュ・ペレック 「何に着目すべきか?」より)

雑貨展出展者、参加作家、企画チームらが持ち寄った秘蔵の雑貨や貴重な参考資料などを囲みながら、雑貨への思いをくつろいだ雰囲気のなか、じっくりと語り合う特別企画。フランスの作家、ジョルジュ・ペレックの引用をテーマにはじまった『何に着目すべきか?』の雑貨展バージョンとして、さまざまな解釈の可能性に満ちた「雑貨」の有り様を参加者・観覧者とともに語り合う、予測不能なイベントです。

『何に着目すべきか?』過去の開催風景
日時
2016年4月28日(木)18:00-22:00
場所
21_21 DESIGN SIGHT
企画協力
橋詰 宗、加藤孝司、木村稔将、古賀稔章
出演
本展出展者、参加作家、企画チーム
協力
宮坂醸造(真澄)、鈴廣(かまぼこ)
参加費
無料(ただし、当日の入場券が必要です)
予約
不要

※当日は、本プログラム開催に合わせ、通常19:00閉館のところを特別に22:00まで開館延長します(最終入場は21:30)

[第1部]18:00-19:30「雑貨の発見」
私たちが日常生活の中で、何気なく使っている道具や日用品の数々は一体いつから「雑貨」という存在になるのでしょうか?その境目は一体どこにあるのでしょうか?出展者自らがその独自の視点とアプローチから解き明かします。

[第2部]19:30-21:00「雑貨整理学」
かばんの中、机の上、家の中... さまざまな空間にあふれる雑貨をどのように整理整頓すればよいのか?さまざまな資料や事例を参考にしつつ、その方法や可能性を探ります。

[第3部]21:00-22:00「雑貨な音楽」
7インチレコードやレコード・ジャケット、さまざまなモノを使って奏でられた音楽や、おもちゃ箱をひっくり返したような音など、極めて雑貨的な音楽をラジオ形式でお届けします。

橋詰 宗 So Hashizume

グラフィックデザイナー
1978年広島県生まれ。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート(RCA) コミュニケーションアート&デザイン修士課程修了。女子美術大学デザイン・工芸学科 ヴィジュアルデザイン専攻非常勤講師。さまざまな領域のアートディレクション,ブックデ ザイン,ウェブデザイン等を手掛ける一方、『D♥︎Y』『HUMAN PRACTICE』『何に着目すべきか?』『紙と束見本』『(   )も(   )も(   )も 展』など,実践と着目点をコンセプトにしたワークショップ,スクールや展覧会ディレクションを手がける。

加藤孝司 Takashi Kato

デザインジャーナリスト
東京は浅草生まれ。デザイン、クラフト、アートなどを横断的に探求、執筆。雑誌やウェブなどへの寄稿をはじめ、2005年よりはじめたweblog『FORM_story of design』では、デザイン、建築、映画や哲学など、独自の視点から幅広く論考中。休日は愛猫ジャスパーと過ごすことを楽しみとしている。
http://form-design.jugem.jp

木村稔将 Toshimasa Kimura

グラフィックデザイナー
1978年茨城県生まれ。2006年オランダのWerkplaats Typografie (ArtEZ institute of the Arts グラフィックデザイン学科修士課程)を修了。デザイン会社「schtucco」を経て、2010年よりエディトリアル・デザインを中心にフリーランスとして活動中。
http://toshimasakimura.jp/

古賀稔章 Toshiaki Koga

編集者
1980年福岡県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了。雑誌「アイデア」の編集者を経て、近年は、グラフィックデザインやタイポグラフィに関する執筆・翻訳・研究活動を個人として行う一方、アーティストやデザイナーとの協働による印刷物の編集や批評的実践にも自発的に関わる。生活文化誌「疾駆」で連載中。