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展示内容
本展では、生活における雑貨の広がりに着目し、モノのもつ魅力を体感できるよう、多様なテーマで構成します。
「松野屋行商」松野屋+寺山紀彦(studio note)
明治時代に荷車に日用品を積んで販売していた行商の姿を、現代の日用品で再現。
「雑貨と生活史年表」イラストレーション:三宅瑠人
日本の歴史的背景から雑貨のルーツを知るコーナー。
「雑マンダラ」イラストレーション:川原真由美
「雑」という言葉を含む二字熟語から日本独特の文化や感性を伝える。
「雑貨のルーツ」
さまざまなモノに「雑貨」としての価値が見いだされた背景を15のキーワードとともに探る。
協力:柏木 博
「終わらない自問自答」池田秀紀/伊藤菜衣子(暮らしかた冒険家)
「理想の暮らし」について、作家自身の経験をもとにつくられた自問自答とともに考える。
「今 和次郎と現代の『考現学』」菅 俊一
昭和初期と現代の暮らしの変化を、採集記録や分析によって比較する。
「雑貨展の雑貨」展覧会企画チーム
深澤直人と展覧会企画チームの視点で選んだ雑貨の数々。
「12組による雑貨の映像ドキュメンタリー」島本 塁/玄 宇民(CGM)
出展者がどのように雑貨を求め、選んでいるのかを追うドキュメンタリー。
「12組による雑貨」
井出恭子(YAECA)、岡尾美代子、小林和人(Roundabout, OUTBOUND)、小林 恭・マナ(設計事務所ima)、たかはしよしこ(S/S/A/W)、平林奈緒美、ルーカス B.B.(PAPERSKY)、PUEBCO INC.、保里正人・享子(CINQ, SAML.WALTZ)、松場登美(群言堂)、南 貴之(alpha co.ltd)、森岡督行(森岡書店)
様々な分野のプロフェッショナルが出展。彼らの世界観やその佇まいを感じる雑貨を展示。
「d mart used『D&DEPARTMENT PROJECTが考えるコンビニエンスストア』」
ナガオカケンメイ+D&DEPARTMENT
必要以上に複数あり、使われていない生活用品を集め、コンビニエンスストアを制作。
「Hook Carpet」WE MAKE CARPETS
オランダからの3人組デザイナーが日本の日用品店などをリサーチし、日本の雑貨を用いてカーペットを制作。
「雑種採集」野本哲平(民具木平)
必要にかられて制作したユーモアが溢れる雑種な生活用品。
「キッチュな生活雑貨パッケージ」町田 忍
作家自身が昭和30年代より集めてきたパッケージなどの一部を展示。
「『 』」青田真也
身近な既製品や大量製品の表層を奪い去り、「モノ」の本質や価値を問い直す。
「愛のバッドデザイン」清水久和
記憶をテーマにしたデザインリサーチ活動を通して、私たちの「感覚の原型」を探る。
「選択物 -- 『台湾その2』」シンプル組合&RONDADE
土地における機能や意味や文脈を取り払ったとしても、モノとして力を感じるもの。
「ZAKKA DRAWINGS」フィリップ・ワイズベッカー
日常の中にあるありふれた品々を描いた作品。
「雑貨とデザインの考察『デザインと素材の組み合せや制作プロセスから雑貨のあり様を見せる。』」藤城成貴
デザインと素材の組み合わせや制作プロセスから雑貨のなりたちを見せる。
「雑貨展のWANT or HAVE」小島準矢(Superposition Inc.)+萩原俊矢
本展で展示されているさまざまな雑貨をウェブサービスSumallyにて紹介。
「雑貨展ライブラリー」国松 遥(Jamo Associates)
雑貨に関する出版物や映像を閲覧できるコーナー。