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「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」

contents

プロフィール

音楽

小山田圭吾(Counelius) Keigo Oyamada

1969年東京都生まれ。1989年、フリッパーズギターのメンバーとしてデビュー。バンド解散後、1993年、Cornelius(コーネリアス)として活動開始。現在まで6枚のオリジナルアルバムをリリース。自身の活動以外にも、国内外多数のアーティストとのコラボレーションやリミックス、プロデュースなど幅広く活動中。

会場構成


Photo: Kazumi Kurigami

片山正通(Wonderwall) Masamichi Katayama

インテリアデザイナー。Wonderwall代表/武蔵野美術大学 空間演出デザイン学科 教授。1966年岡山生まれ。コンセプトを具現化する際の自由な発想、また伝統や様式に敬意を払いつつ現代的要素を取り入れるバランス感覚が国際的に高く評価されている。近作に「ピエール・エルメ・パリ 青山」、「INTERSECT BY LEXUS」等。2018年夏オープンの外務省による海外拠点事業「JAPAN HOUSE London」のインテリアデザインも担当している。最新の作品集は、ドイツで出版された『Wonderwall Case Studies』。www.wonder-wall.com

参加作家

稲垣哲朗 Tetsuro Inagaki

1983年、東京都生まれ静岡県御殿場市出身。日本大学藝術学部放送学科卒業。2006年、OORONG-SHAに入社。 少数精鋭の制作スタイルから数多くのアーティストの作品に携わる。主にライブ映像やMusic Video、ライブ演出映像等、幅広く制作を行う傍ら、映像クリエイターのラインプロデュースや、映像コンテンツの企画等、プロデュース業も行うマルチプレイヤーとして活動中。2017年3月、独立。クリエイティブプロジェクトとして「KITE / カイト」を発足。

梅田宏明 Hiroaki Umeda

2002年より自身の振付作品がパリ・シャイヨー国立劇場など世界各地に招聘され、これまでの公演先は世界40ヵ国/150都市以上に上る。作品では振付、ダンスだけでなくサウンド・映像・照明デザインも手がけ、2010年アルスエレクトロニカ入賞。近年は身体的感覚にフォーカスしたインスタレーションも制作、ダンス作品を元に制作されたドーム型映像作品はドイツのFulldome Festival受賞、その他世界各地のフェスティバルで上映されている。

大西景太 Keita Onishi

1980年生まれ。東京藝術大学大学院美術研究科修了。音楽の構造や音の質感をアニメーションで表現する手法を用いて映像インスタレーション作品、ミュージックビデオなどを制作する。主な作品に『Forest and Trees』(東京都現代美術館「アートと音楽」展など)、『ハイスイノナサ/地下鉄の動態_』(MV)、『ベートーベン/運命行進曲』(NHK名曲アルバム+)など。またCM、プロモーション映像、モーションCIなど広告表現にも携わる。東京工科大学デザイン学部講師。

折笠 良 Ryo Orikasa

アニメーション作家。1986年茨城県生まれ。茨城大学教育学部卒業。東京藝術大学大学院映像研究科修了。2015年 文化庁新進芸術家海外研修員としてモントリオールに滞在。主な作品に『Scripta volant』(2011)、『水準原点』(2015)、『Notre chambre』(2016)などがある。

辻川幸一郎(GLASSLOFT) Koichiro Tsujikawa

映像作家。何気ない日常の中でふと浮かび上がる妄想や幻覚を、子供の手遊び感覚で映像化する。CorneliusをはじめとしたMVや、CM、WEB企画、ショートフィルム、アートディレクションなどの様々な分野で、国内外で活動中。最近作 Cornelius『あなたがいるなら』、The Claypool Lennon Delirium『satori』。

バスキュール Bascule

株式会社バスキュール。2000年設立。テクノロジー×デザイン×コミュニケーションのスキルを駆使し、未来のユーザー体験を創造するインタラクティブ・クリエイティブ・カンパニー。人々の日常の行動に由来するリアルタイムデータを、新たな体験価値に変換する新しいデザインに挑んでいる。https://www.bascule.co.jp/

北千住デザイン Kitasenju Design

Web、アプリ、VJ、インスタレーション等、プログラミングを用いた視覚表現の研究・開発を行っている。バスキュールより2018年に独立、在籍時にCannes Lions 2013 Silver Lion、FWA Site Of The Month(Sep, 2015)など受賞多数。https://kitasenjudesign.com/

勅使河原一雅 Kazumasa Teshigawara

1977年東京生まれ。映像作家/デザイナー。1999年からウェブデザインに携わり、2006年、Qubibiを起ち上げる。以降、インタラクティブメディアを中心に創作活動を行う。D&AD、カンヌ国際広告賞 、文化庁メディア芸術祭など国内外の各賞を受賞。近年では初の個展(Qubibi Exhibition at Museum of Digital Art, 2017-2018)をチューリッヒにて開催。

水尻自子 Yoriko Mizushiri

1984年 青森県十和田市出身。アニメーションを中心に制作する映像作家。身体の一部や寿司などをモチーフにした感触的なアニメーションを特徴とする。MVやCMの制作などを手がけつつ、短編作品の制作を続ける。文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞、広島国際アニメーションフェスティバル 木下蓮三賞、ベルリン国際映画祭短編コンペ正式出品など。

UCNV

プログラマー/アーティスト。コンピュータ上で画像や映像を破損させるプログラムを開発し、それらを用いて作品制作やライブパフォーマンスを行う。

ユーフラテス EUPHRATES

独自の「研究活動」を基板として活動しているクリエイティブ・グループ。慶應義塾大学 佐藤雅彦研究室の卒業生により 2005年活動開始。映像・アニメーション・書籍・展示・テレビ番組・グラフィックデザインなどを通した表現の開発やメディアデザインに取り組んでいる。近年の活動に、NHK Eテレ『2355・0655』のディレクションや、同じくEテレ『ピタゴラスイッチ』の映像制作等。

阿部 舜 Shun Abe

1991年生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻修了(佐藤雅彦研究室)。ASK?映像祭2015コンペティション部門久里洋二賞、第21回学生CGコンテスト水江未来賞受賞。ユーフラテス 石川将也とアニメーション技術の共同研究を行なっている。

技術監修

遠藤 豊(LUFTZUG) Yutaka Endo

LUFTZUG代表/アートディレクター/プロデューサー/テクニカルディレクター
1977年新潟生まれ。舞台芸術から派生し、音楽、映像、デザイン、テクノロジーほか領域を問わず関係性を構築する。2005年に有限会社ルフトツークを東京に、2012年LUFTZUG EUROPEと2018年Lugtjeをアムステルダムに設立。曖昧なメディアの媒介として役割を確立しようと活動を広める。積極的な人と感覚の交流、感覚の遍在化を目指し国内外で積極的に活動を行う。テクニカルディレクターとして、CITIZEN 「LIGHT is TIME」(2014ミラノ・東京)、「北斎」展 (2014パリ)、「建築家 フランク・ゲーリー展 "I Have an Idea"」(2015東京)、向井山朋子「La Mode」(2016台中)、「HOME」(2016)他、演出などに携わる。http://www.luftzug.net/

グラフィックデザイン

北山雅和(Help!) Masakazu Kitayama

1967年、神戸生まれ。桑沢デザイン研究所卒。コンテムポラリー・プロダクションを経て1998年にHelp!設立。コ-ネリアス、秦 基博などのCDジャケット・デザインを中心に、J SPORTS「Foot!」等、サッカー番組のアート・ディレクションも手がける。作品集『LiGHT STUFf』が第11回文化庁メディア芸術祭審査委員会推薦作品に選定。NHK『-連続テレビ小説-「カーネーション」』タイトルロゴを担当。2015年より東京・大阪で個展『TYPOGRAFFITI 1 -INVISIBLE-』を開催。

テキスト

ドミニク・チェン Dominique Chen

博士(学際情報学)。2017年4月より早稲田大学文学学術院・准教授。メディアアートセンター NTT InterCommunication Center[ICC] 研究員を経て、NPOコモンスフィア(クリエイティブ・コモンズ・ジャパン)理事/株式会社ディヴィデュアル共同創業者。2008年 IPA未踏IT人材育成プログラム・スーパークリエイター認定。企画開発したアプリ「Picsee」と「Syncle」がそれぞれApple Best of 2015と2016を受賞。NHK NEWSWEB 第四期ネットナビゲーター(2015年4月〜2016年3月)。2016年、2017年度グッドデザイン賞・審査員「技術と情報」「社会基盤の進化」フォーカスイシューディレクター。著書に『謎床:思考が発酵する編集術』(晶文社、松岡正剛との共著)など多数。訳書に『ウェルビーイングの設計論:人がよりよく生きるための情報技術』(BNN新社)、『シンギュラリティ:人工知能から超知能まで』(NTT出版)。