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オンライントーク「デザインプロセスのマル秘」
日本とミラノを拠点に、プロダクトデザイナーとして世界を駆け巡る喜多俊之。日本デザインコミッティーの現メンバーでもある喜多が手がけるプロジェクトは家具・家電から、環境や空間そして日本各地の伝統工芸・地場産業と幅広い。
本イベントでは、出展されている多数のスケッチや資料をもとに、世界の多様な現場で生み出されてきた喜多のデザインについて、本展ディレクターの田川欣哉を聞き手に、大阪の喜多俊之デザイン研究所と東京をオンラインで繋ぎ、語ります。
- 日時
- 2020年8月26日(水)20:00 - 21:00
- 場所
- Zoom配信
- 出演
- 喜多俊之、田川欣哉
- 特別協賛
- 三井不動産株式会社
- 参加費
- 500円
- 予約
- 8月11日(火)より本ページにて予約受付開始
- 参加条件
- あらかじめお使いのデバイスでZoomアプリケーションをインストールし、動作環境をご確認ください
喜多俊之 Toshiyuki Kita
1969年よりイタリアと日本でデザインの制作活動を始める。イタリアやドイツ、日本のメーカーから家具、家電、ロボット、家庭日用品に至るまでのデザインで、多くのヒット製品を生む。作品はニューヨーク近代美術館、パリのポンピドーセンターなど世界のミュージアムに永久収蔵されている。また、1968年より日本各地の伝統工芸・地場産業の活性化に携わる。グッドデザイン賞審査委員長を務める(2004年、2005年、2006年)。シンガポール、タイ、中国など、デザイン活性化の政府顧問をつとめた。1990年、スペイン「デルタ・デ・オロ賞(金賞)」受賞。2011年、イタリア「ADI黄金コンパス賞(国際功労賞)」受賞。2016年、イタリア「第24回ADI黄金コンパス賞」の国際審査員を務める。2017年、イタリア共和国より「イタリア共和国功労勲章コンメンダトーレ」を叙勲。2018年、特許庁より「知財功労賞」受賞。大阪芸術大学教授。
田川欣哉 Kinya Tagawa
プロダクト・サービスからブランドまで、テクノロジーとデザインの幅広い分野に精通するデザインエンジニア。主なプロジェクトに、トヨタ自動車「e-Palette Concept」のプレゼンテーション設計、日本政府の地域経済分析システム「RESAS」のプロトタイピング、Sansan「Eight」の立ち上げ、メルカリのCXO補佐などがある。経済産業省・特許庁の「デザイン経営」宣言の作成にコアメンバーとして関わった。経済産業省産業構造審議会 知的財産分科会委員。グッドデザイン金賞、 iF Design Award、ニューヨーク近代美術館パーマネントコレクション、未踏ソフトウェア創造事業スーパークリエータ認定など受賞多数。東京大学工学部卒業。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修士課程修了。2015年から2018年までロイヤル・カレッジ・オブ・アート客員教授を務め、2018年に同校から名誉フェローを授与された。