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展示構成
26名のデザイナーたちが見せる「原画」は多様です。デザインのプロセスはひとつではありません。本展では「原画」の見方として、6つのガイドをあげています。
1. 分野ごとの方法の違いを見る
デザイナーが手掛けるプロジェクトの性質によって、アイデアの検討や試作の進め方はさまざまです。そのフォーマットや方法の多様性に着目してみてください。
2. デザイナーごとの方法の違いを見る
たとえ分野が同じであっても、デザイナーの個性や世代によって、アイデアの検討や試作の進め方は異なります。それらの違いや、逆に時代を経ても変わらない本質は何なのでしょうか。
3. 筆記用具や道具を見る
スケッチであれば紙とペン、建築模型であればスチレンボードとカッター、プロダクトデザインであればCADなど、デザイナーによって使う道具もさまざまです。
4. デザインの質の変化を見る
「原画」と完成品を比べてみると、デザイナーの頭の中で起こっていることが、見えてきます。
5. デザイナーの考え方を知る
デザインの制作プロセスをじっくり見ていくと、デザイナーごとの考え方や哲学を垣間見ることができます。
6. 原画を観察してスケッチしてみる
たくさんある「原画」の中から、どうしても引き込まれてしまう一品を見つけ、時間をかけて観察すると、多くの発見があるでしょう。さらに模写をしてみると、いっそう得るものがあるはずです。