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オンライントーク「ものづくりと時間のマル秘」
日本デザインコミッティーの現メンバーである小泉 誠は、丁寧に時間をかけて人やものとの関係を紡ぎ、箸置きから建築まで生活に関わるあらゆるデザインを生み出してきました。日本各地のメーカーとのものづくりにおいては、年に何回も現地に赴き、長い時間をかけてものを生み出しています。
本展で小泉は、試作模型やプロダクトとともに、骨董市や古道具屋で手に入れた「古い道具」の数々を『デザインの素』として展示をしています。そこには創意工夫された古い道具が持つ時間との対話があります。
本イベントでは、人やものと向き合い続けてきた小泉のデザインについて、本展ディレクターの田川欣哉を聞き手に、東京・国立の小泉のスタジオから、語ります。
- 日時
- 2020年9月14日(月)20:00 - 21:00
- 場所
- Zoom配信
- 出演
- 小泉 誠、田川欣哉
- 特別協賛
- 三井不動産株式会社
- 参加費
- 500円
- 予約
- 9月4日(金)より本ページにて予約受付開始
- 参加条件
- あらかじめお使いのデバイスでZoomアプリケーションをインストールし、動作環境をご確認ください
小泉 誠 Makoto Koizumi
1960年東京生まれ。デザイナー原兆英と原成光に師事。1990年Koizumi Studio設立。2003年にデザインを伝える場として「こいずみ道具店」を開設。建築から箸置きまで生活に関わる全てのデザインを手がけ、現在は日本全国のものづくりの現場を駆け回り地域との恊働を続けている。2015年には「一般社団法人わざわ座」を立ち上げ、手仕事の復権を目指す活動を開始。2005年より武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授。2012年毎日デザイン賞受賞。2015年日本クラフト展大賞。2018年JIDデザインアワード大賞。
田川欣哉 Kinya Tagawa
プロダクト・サービスからブランドまで、テクノロジーとデザインの幅広い分野に精通するデザインエンジニア。主なプロジェクトに、トヨタ自動車「e-Palette Concept」のプレゼンテーション設計、日本政府の地域経済分析システム「RESAS」のプロトタイピング、Sansan「Eight」の立ち上げ、メルカリのCXO補佐などがある。経済産業省・特許庁の「デザイン経営」宣言の作成にコアメンバーとして関わった。経済産業省産業構造審議会 知的財産分科会委員。グッドデザイン金賞、 iF Design Award、ニューヨーク近代美術館パーマネントコレクション、未踏ソフトウェア創造事業スーパークリエータ認定など受賞多数。東京大学工学部卒業。英国ロイヤル・カレッジ・オブ・アート修士課程修了。2015年から2018年までロイヤル・カレッジ・オブ・アート客員教授を務め、2018年に同校から名誉フェローを授与された。