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企画展「ゴミうんち展」

contents

ギャラリーツアー
「井原宏蕗×狩野佑真×吉本天地」

<本プログラムは終了しました>

本展参加作家、3名によるギャラリーツアーを開催します。
このツアーでは、動物の糞やミミズの糞塚などさまざまな痕跡を起点に作品を制作する井原宏蕗、下水処理汚泥を活用した新たな可能性を提示した狩野佑真、会場内を繊維でつくられた苔で覆い自然と人工の境界を考察するインスタレーションや、純天然染色で会期中にも色が変化する衣服を製作した吉本天地が、それぞれの作品を超えて展覧会全体を俯瞰しながら解説します。クリエイターの三者三様な視点を通じて作品の背景や展覧会のテーマを深く理解し、新しい視点を得ることができる貴重な機会となれば幸いです。

左から、井原宏蕗「cycling -dead or deer-」、狩野佑真「下水汚泥タイルプロジェクト」、吉本天地「気配 - 痕跡」
撮影:木奥恵三
開催日
2024年10月18日(金)
時間
17:30 - 18:30
場所
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
出演
井原宏蕗、狩野佑真、吉本天地
特別協賛
三井不動産株式会社
言語
日本語
参加費
無料(ただし、当日の入場料のお支払いが必要です)
参加方法
予約不要。開始時間にB1Fロビーへお集まりください。

* 状況によっては人数を制限させていただく可能性があります

定員
30名程度
井原宏蕗Photo: Taihei Soejima

井原宏蕗 Koro Ihara

1988年大阪府生まれ。2013年東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。
生物が生み出した副産物や生物の習性などに着目し、それらを生物が作った彫刻として自立させる作品を制作する。本展では動物の排泄物を漆で覆い、それぞれの動物の形に戻す作品や、ミミズの糞塚を生物がつくった彫刻として捉え、そのまま陶器にする作品を展示している。見向きもされない生物の痕跡やつくりだす形に目を向けることで、生態系と循環について表現する。

狩野佑真

狩野佑真 Yuma Kano

デザイナー・クリエイティブディレクター。東京造形大学(デザイン学科室内建築専攻)を卒業後、アーティスト鈴木康広氏のアシスタントを経て、2012年に独立。実験的なアプローチとプロトタイピングを重視したプロセスを組み合わせて、ネジ1本からプロダクト・インテリア・マテリアル、ついには「うんち」まで様々な物事をデザインの対象として活動している。武蔵野美術大学 建築学科 非常勤講師(2022年-)

吉本天地Photo: Yuriko Takagi

吉本天地 Amachi Yoshimoto

1993年、アメリカ・カリフォルニアの山奥で生まれ、電気やガスのない自然と密接した環境で幼少期を過ごす。
その後、日本を拠点としながらも世界各地を転々とする生活を送る。
10代後半からファッションブランドやテキスタイルメーカー、パタンナーの元で経験を積む。
作品として衣服をつくり始めたことをきっかけに、2017年、長野県の山麓に拠点を構え「amachi.」を立ち上げる。
自身のブランドでコレクションを発表するととともに、インスタレーション作品も手掛け、「自然と人間の関係性」を探る活動を続けている。