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トーク 「ゴミうんち」を考える
「ゴミうんち展」というタイトルを初めて聞いたときの印象は、どのようなものだったでしょうか。面白そう!と感じた方も、環境問題を扱うのだろうと想像した方も、つい笑ってしまった方も、あるいは生理的な嫌悪感を抱いた方もいるかもしれません。
企画チームのメンバーも、なにも展覧会の内容が決まっていないときから、本質にある「循環」というテーマとともに、このインパクトあるタイトルにどう向き合うかを考え続けてきました。一人ひとりが同じ考えではないからこそ、長時間の議論がたびたび起こりました。
今回のトークでは、この展覧会が生まれるまでの背景や、企画するうえで考えたこと、議論になったことなどについて思い返します。また、最終的にバナーから消えたタイトルや、「ゴミうんち」という言葉の強さについてを、改めて話そうと思います。
人間社会と切り離せないゴミとうんちですが、企画を進めるなかで文化的、歴史的、あるいは生物学的な面白さにハマってしまったメンバー。最終的に「自分たちが捉えたゴミうんちとはなにか」を真剣に話し合う場となれば幸いです。
- 開催日
- 2024年10月20日(日)
- 時間
- 13:00 - 15:00(開場12:30)
- 場所
- 21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
- 出演
- 岡崎智弘、大野友資、角尾 舞、中洞貴子
- 特別協賛
- 三井不動産株式会社
- 言語
- 日本語
- 参加費
- 一般1,400円、大学生800円、高校生500円、中学生以下無料(「ゴミうんち展」招待券付。高校生以上の参加者1名につき1枚をお渡しします)
* 本チケットは、トークプログラムの参加チケットです。「ゴミうんち展」の入場チケットではございません。「ゴミうんち展」には、本トークプログラム参加時に招待券をお渡ししますので、そちらでご入場いただけます - 予約
- 10月12日(土)12:00より上部リンク(外部サイト)にて受付、定員に達し次第終了
- 定員
- 50名
ご予約に際しては、以下の注意事項をご確認ください。
* トークのご予約は、ArtSticker(外部サイト)よりお願いします。クレジットカード決済になります。展覧会場、お電話等でのご予約は承っておりません
* 一度に2枚まで購入可能です。まとめて購入した場合、発行されるQRコードは1つですので、お揃いの上ご入場ください
* 参加できなかった場合の返金はできませんのでご注意ください
* 中学生、高校生、大学生(高専、専門学校、専修学校生含む)は生徒手帳、学生証をご提示ください。高校生以上の方は、ご提示がない場合は一般料金の適用となります
* 小学生以下のお客様は保護者の同伴が必要です
岡崎智弘 Tomohiro Okazaki
グラフィックデザイナー
グラフィックデザインの姿勢を基軸に、印刷物/映像/展覧会など視覚伝達を中心とした領域を柔軟に繋ぎながら、仕事の規模を問わず、文化と経済の両輪でデザインの活動に取り組んでいる。デザインの仕事は、自分が知らない世界や事象と向き合う機会となることや、人や社会と繋がる行為となること、また世界の捉え方や構造を発見し関与することができるものであり、その可能性に大きな魅力を感じている。
大野友資 Yusuke Oono(DOMINO ARCHITECTS)
DOMINO ARCHITECTS代表/FICCIONES所属/東京藝術大学非常勤講師/一級建築士
1983年ドイツ生まれ。東京大学工学部建築学科卒業、東京大学大学院修士課程修了。カヒーリョ・ダ・グラサ・アルキテットス(リスボン)、ノイズ(東京/台北)を経て2016年独立。2011年より東京藝術大学非常勤講師、2023年より東京理科大学非常勤講師を兼任。
角尾 舞 Mai Tsunoo
慶應義塾大学 環境情報学部卒業後、メーカー勤務を経て、2012年から16年までデザインエンジニアの山中俊治氏のアシスタントを務める。その後、スコットランドに1年間滞在し、現在はフリーランスとして活動中。
伝えるべきことをよどみなく伝えるための表現を探りながら、メディアへの執筆のほか、展覧会の構成やコピーライティングなどを手がけている。
主な仕事に東京大学生産技術研究所70周年記念展示「もしかする未来 工学×デザイン」(国立新美術館、2018年)の構成、「虫展―デザインのお手本」(21_21 DESIGN SIGHT、2019年)のテキスト執筆など。編書には『デザインの小骨話』(山中俊治著・日経BP社、2017年)がある。
https://www.ocojo.jp/
中洞貴子 Takako Nakahora
21_21 DESIGN SIGHTプログラム・マネージャー