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「虫展 −デザインのお手本−」

contents

トーク「虫好きの居所」

<本プログラムは終了しました>

「虫が苦手」という話はよく聞かれますが、今回は虫が好きな人の話。
女性漫画家・随筆家のヤマザキマリは、幼少のころから虫好きを公言し、虫愛好家を名乗るほどです。ブレイクダンサーの小林真大は、蛾の採集のためにラオスに在住し、その様子が本展でも「MAO MOTH LAOS」と題した映像作品で紹介されています。さらに本展ディレクターの佐藤 卓は、蛾を見るために、小林を訪ねてラオスの山奥まで旅しました。(「虫展日記 −ラオスへ蛾を見に、卓さんと。」

なぜ人は虫に魅せられるのでしょうか。3人が、彼らを惹きつける虫の魅力と面白さを語り合います。

岡 篤郎+小林真大「MAO MOTH LAOS」
日時
2019年10月9日(水)17:00 - 18:30
場所
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
出演
ヤマザキマリ、小林真大、佐藤 卓
参加費
無料(ただし、当日の入場券が必要です)
予約
10月1日(火)11:00より本ページにて受付、定員に達し次第終了
定員
80名

ヤマザキマリ Mari Yamazaki

漫画家・随筆家。1967年東京都出身。1984年に渡伊、国立フィレンツェ・アカデミア美術学院で油絵・美術史などを専攻。'97年漫画家デビュー。『テルマエ・ロマエ』で第3回マンガ大賞、第14回手塚治虫文化賞短編賞受賞。著書に『パスタぎらい』(新潮社)、『ヴィオラ母さん』(文春新書)『オリンピア・キュクロス』(集英社)『プリニウス』(とり・みきと共作 新潮社)など多数。エジプト、シリア、ポルトガル、米国を経て現在はイタリア及び日本に在住。平成27年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞。平成29年イタリア共和国星勲章コメンダトーレ綬章。東京造形大学客員教授。

小林真大 Mao Kobayashi

1989年 東京出身。幼少期より蛾の採集をはじめ、世界中の昆虫に関心を持つようになる。現在はラオスを中心に蛾の研究に取り組み、昆虫採集がベースの生活を送る。元々、木登りをしたり、山の中を動き回ったり、逆立ちをしたりと身体を動かすことも好きであったが、ブレイクダンスに出会い現在も続けている。身体の動かし方の理解は昆虫を捕まえる動きにも活かされ、昆虫採集と同様にブレイクダンスも生活の一部となっている。

佐藤 卓 Taku Satoh

1979年 東京藝術大学デザイン科卒業、1981年 同大学院修了。株式会社電通を経て、1984年 佐藤卓デザイン事務所設立。現 株式会社TSDO代表。「ニッカウヰスキー ピュアモルト」の商品開発から始まり、「ロッテ キシリトールガム」や「明治おいしい牛乳」のパッケージデザイン、「PLEATS PLEASE ISSEY MIYAKE」のグラフィックデザイン、「金沢21世紀美術館」、「国立科学博物館」、「全国高等学校野球選手権大会」のシンボルマークデザインなどを手掛ける。また、NHK Eテレ「にほんごであそぼ」アートディレクター、「デザインあ」総合指導、21_21 DESIGN SIGHTディレクター及び館長を務めるなど多岐にわたって活動。著書に、『塑する思考』(新潮社)、『大量生産品のデザイン論 - 経済と文化を分けない思考 -』(PFP新書)など。