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展示内容
シロモンクモゾウムシの脚
佐藤 卓
700倍に拡大したシロモンクモゾウムシの中脚を見上げ、小さな生き物が見る世界を想像する作品。
精密写真提供:小檜山賢二
虫の標本群
標本蒐集:福井敬貴
標本協力:九州大学総合研究博物館
カブトムシの外骨格
データ生成・提供:理化学研究所 光量子工学研究センター 画像情報処理研究チーム
3D造形:株式会社ストラタシス・ジャパン
虫のかたち
阿部洋介+小檜山賢ニ+丸山宗利
ユニークで豊かな写真と、さまざまな環境の音と楽器の音を混ぜ合わせたリズムで、昆虫たちの世界を浴びるように体験する「昆虫のミュージックビデオ」。
映像編集:高野光太郎
音楽:蓮沼執太
機材協力:キヤノン株式会社、キヤノンマーケティングジャパン株式会社
視点の採集[ゾウムシ編]
三澤 遥(日本デザインセンター)
ゾウムシの多様な生態を見るさまざまな視点を集め、紹介する展示。
デザイン:日本デザインセンター 三澤デザイン研究室
メカニカルデザイン:武井祥平、井上泰一(nomena)
制作協力:株式会社ショウエイ、HIGURE 17-15 cas、日の出工芸株式会社
監修協力:小島弘昭(東京農業大学)、小檜山賢二
標本協力:福井敬貴
Curculio camelliae
村山 誠
実際に解剖したり、調べたりしながら 3DCGで再構成した「ツバキシギゾウムシ」の解剖図。
展示協力:小檜山賢二
トビケラの巣
小檜山賢二
トビケラの幼虫は、付近の落ち葉・枝・砂・小石などで、水中に巣をつくる。その形や材料によってそれぞれに個性をもつ18種の巣を、大判写真で紹介する。
カミキリムシの観察
中野豪雄
世界には約3万、日本だけでも750を超える種が存在するカミキリムシの観察結果を、グラフィックで表現する。
展示協力:新里達也(環境指標生物)
アメンボドーム
吉泉 聡(TAKT PROJECT)
軽いアメンボのように水に浮かぶ、しかし、アメンボより数百倍大きなドーム。
制作協力:三原悠子(三原悠子構造設計事務所)
READY TO FLY
山中俊治+斉藤一哉+杉原 寛+谷道鼓太朗+村松 充
甲虫が硬い前翅の内側に後翅を折りたたみしまう精巧な構造を3Dプリンタで再現。作品に近づくと逃げるように飛翔の準備を始める。
Ant Colony Optimization
脇田 玲
アリが餌と巣を結ぶ最適なルートを生み出すシンプルで自律的なルールを、3つの映像で紹介。
制作協力:慶應義塾大学 SFC 脇田玲研究室
昆虫体験
石黒 猛
身の回りにいながら気づかないほど小さな虫の存在に私たちが気づく瞬間に着目し、その動きを光や音で再現する。
トビケラの巣
隈研吾建築都市設計事務所+アラン・バーデン/江尻憲泰/佐藤 淳
隈研吾建築都市設計事務所と日本の建築構造設計を代表する3人が、「トビケラの巣」を構造的に解いた作品を、それぞれに展示する。アラン・バーデン「髪の巣」、江尻憲泰「磁石の巣」、佐藤 淳「極薄和紙の巣」。
「髪の巣」制作協力:ストラクチャード・エンヴァイロンメント
「磁石の巣」制作協力:セメダイン株式会社、昭和テクノフォーム株式会社、日南鉄構株式会社
「極薄和紙の巣」形状スタディ、制作:東京大学 新領域創成科学研究科 社会文化環境学専攻 佐藤淳研究室、東京大学 建築構成材デザイン工学(AGC 旭硝子)寄付講座、佐藤淳構造設計事務所、ジョン・ボーン(南カリフォルニア建築大学大学)+南カリフォルニア建築大学東京スタジオ/草木染め:佐藤千香子(Textile Artist)/典具帳紙(和紙)製造:ひだか和紙有限会社 /吉野檜+欅調達:中村光恵(リトルメディア)、奈良県農林部奈良の木ブランド課/吉野檜+欅制作:吉田製材株式会社
キレイとゾゾゾの覗き穴
パーフェクトロン
人々がそれぞれの美意識をもって虫に対して感じる、避けては通れない感覚をテーマとした体験型の作品。
写真提供:奥山清市
機材協力:パナソニック株式会社
道具の標本箱
鈴木啓太
身体を進化させ道具化してきた虫と、道具を進化させて身体の代わりとしてきた人間。両者の知恵と工夫を紐解くとともに、それらを発想源にした3つの新しい道具のデザインも展示。
展示協力:針山孝彦(浜松医科大学)、小檜山賢二
標本協力:福井敬貴
虫のなまえ
藤田すずか+宇野由希子+阿部憲嗣
虫の色や模様、形を組み合わせたり、身近なものに見立てたりして人間が虫に名前をつけてきた方法を体験する作品。
写真提供:奥山清市、長島聖大、槐 真史
音楽制作:神田聡太郎
擬態化のデザイン
長谷川弘佳
普段は気づきにくい擬態昆虫の、擬態化の手法やプロセスを紐解き、人間にとって身近な存在に置き換えた作品。
制作協力:早川和彦
Inside the Cocoon
水江未来
幼虫からサナギになり、その中で成虫に変わる完全変態(メタモルフォーゼ)の様子を、かたちが全く別のものに変容するアニメーション技法、メタモルフォーゼで表現する。
虫漢字のかんじ
向井 翠(TSDO)
「虫」が付いている漢字を並べた体験型の作品。
MAO MOTH LAOS
岡 篤郎+小林真大
ラオスの村、プークンを拠点に、アジアの蛾のフィールド研究とブレイクダンサーとして活動を行なう小林真大の一日を追ったドキュメンタリー映像。
サウンドデザイン:穴水康祐
展示を見ているのは誰だ?
展示協力:Institute of Plastination
スケルトンカブトムシ
データ生成・提供:理化学研究所 光量子工学研究センター 画像情報処理研究チーム
3D造形出力:株式会社ストラタシス・ジャパン
虫の痕跡
虫の卵の並び方
電子顕微鏡で虫を見る
写真提供:針山孝彦(浜松医科大学)
丸まるマンマルコガネ
展示協力:はにわや工房
虫の跳躍/虫の飛翔
映像:平井文彦(Tokyo Bug Boys)
眼状紋
写真提供:丸山宗利
ハキリアリの言葉
展示協力:村上貴弘(九州大学決断科学センター)
起き上がるカブトムシ
展示監修:佐々木正人(多摩美術大学)
映像撮影:岡 篤郎
大きな虫の翅
展示協力:丸山宗利