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企画展「ラーメンどんぶり展」

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トーク 「漏庭からどん景へ」

企画展「ラーメンどんぶり展」では、サンクンコートにて造園ユニットveigによる「どん景」を展示しています。美濃が陶磁器の産地として発展するにあたり、燃料革命以前に燃料として丼の生産を支えたアカマツが植えられています。

実は前回の企画展「ゴミうんち展」でも、「漏庭」としてveigにより作庭がなされており、今回の植生の一部は2024年9月から継続して展示されています。秋に植えられ、冬を越え、春を迎えた庭には落ち葉が積もり、鉄板敷きのサンクンコートに突如あらわれた緑の風景は、展覧会や季節を超えて変化を続けています。

本トークイベントでは、「ゴミうんち展」展覧会ディレクターの竹村眞一、veigの造園家・西尾耀輔、生物学者・片野晃輔の3名が登壇。サンクンコートに広がる庭を起点に、自然と人の関わり、そして変化する環境とその先について、多角的に語り合います。

veig「どん景」 撮影:木奥恵三
開催日
2025年5月10日(土)
時間
14:00 - 15:30
場所
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2
出演
竹村眞一、西尾耀輔、片野晃輔
特別協賛
三井不動産株式会社
言語
日本語
参加費
無料
予約
上部リンク(外部サイト)にて受付、定員に達し次第終了
定員
50名

* 本関連プログラムで撮影した画像や映像は、21_21 DESIGN SIGHTのウェブサイト、SNS等に使用する場合がございます。写真に写りたくない場合は事前にスタッフにお声がけください
* 写真や動画の撮影を行う場合、他の参加者や通行人の映り込みにご留意ください。映り込んでいる方に了承なくSNS等に投稿する場合は、個人が特定できないようにするなどのご配慮をお願いします

竹村眞一

竹村眞一 Shinichi Takemura

京都芸術大学教授、NPO法人ELP(Earth Literacy Program)代表、「触れる地球」SPHERE開発者。 人類学的な視点から地球環境に関する研究・啓発活動を行い、環境教育デジタル地球儀「触れる地球 / SPHERE」を企画開発(経産省グッドデザイン賞・金賞、キッズデザイン賞最優秀・内閣総理大臣賞)。東日本大震災後、政府の「復興構想会議」専門委員。国連アドバイザーとして『国連防災白書』デジタル版監修(2012〜2019)。東京都環境審議会委員。21_21 DESIGN SIGHT では企画展「water」「コメ展」の企画に関わる。著書に『地球の目線』(PHP新書)、『宇宙樹』(慶應大学出版会/高校の国語教科書に収録)、『ゴミうんち』(本展コンセプトブック;グラフィック社刊)、『地球を聴く』(坂本龍一氏との共著;日経新聞社刊)など。

西尾耀輔Photo: Hiroki Tagawa

西尾耀輔 Yosuke Nishio(越路ガーデン)

1997年富山県生まれ。造園家、庭師。東京農業大学造園科学科にて造園学を学び、古庭園の調査や保存に関わる。その一方で日本で活躍する有名造園家を訪ねまわり庭とその文化について学ぶ。大学卒業後、実家である越路ガーデンに所属し、東京事務所長として活動。住宅、商業施設を問わずさまざまなフィールドで、庭園設計や施工、室内緑化、ランドスケープデザイン、空間づくりの監修やコンサルティングを行なう。

片野晃輔Photo: Hiroki Tagawa

片野晃輔 Kosuke Katano

1997年新潟県生まれ。高校時代にDNAメチル化に関する研究を通じて分子生物学に傾倒する。卒業後はMIT Media Labにて研究員として組織内ゲノム解析などの研究を通じて極小の現象を通じ生命現象の理解を試み、また低コスト実験機器や手法の開発などにも携わり身近な生命現象へのアプローチを拡大。
帰国後、Sony CSLなどで生態学分野の研究に従事し、フィールドの生物学へと関心を拡げる。独立後は学術的なアプローチや知見の幅を活かし大学や企業との共同研究、製品開発、新規事業の立ち上げなど分野を問わず活動する。