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企画展「未来のかけら: 科学とデザインの実験室」

contents

トーク「身体とデザインエンジニアリング」

<本プログラムは終了しました>

本展においての村松 充はデザイナーと研究者の一人二役をこなし、身に纏うためのかたちをシミュレーションによって生成するデザインシステム「場の彫刻」を発表しました。仮想的な粒が、まるで身体に大きな引力があるかのように、身体の表面にぶつかりながら飛び回り、その軌跡が身体を包み込むような造形物になります。
本トークでは、A-POC ABLE ISSEY MIYAKEのデザイナーとして数多くのプロジェクトの発表を続け、本展でも新しい衣服の可能性を提案している宮前義之、ダンサー・振付家として多岐に渡って活動を続けている辻本知彦と、身体とデザインエンジニアリングの未来を議論します。モデレーターは角尾 舞が務めます。

左:村松 充(Takram)+Dr. Muramatsu 「場の彫刻」
右: A-POC ABLE ISSEY MIYAKE+Nature Architects「TYPE-V Nature Architects project」
撮影:木奥恵三
開催日
2024年7月26日(金)
時間
17:00 - 18:30(開場16:30)
場所
21_21 DESIGN SIGHTギャラリー1&2 B1Fロビー
出演
村松 充、宮前義之、辻本知彦
モデレーター
角尾 舞
特別協賛
三井不動産株式会社
言語
日本語
参加費
無料(ただし、当日の入場券が必要です)
予約
上部リンク(外部サイト)にて受付、定員に達し次第終了
定員
50名

ご予約に際しては、以下の注意事項をご確認ください。

* 開始時間を30分過ぎてもお越しいただけない場合は、キャンセル扱いとさせていただきます
* 定員に達している場合でもキャンセルの状況次第で当日ご参加いただける可能性があります

村松 充

村松 充 Mitsuru Muramatsu

デザインエンジニア、リサーチャー。慶應義塾大学政策・メディア研究科修了、博士(政策・メディア)。東京大学山中俊治研究室にて、生き物のようなロボットや人間拡張デバイスのデザイン、3Dプリンタを用いた新しい造形の探索など、先端テクノロジーをベースとしたデザイン・研究プロジェクトに従事。2016年「STARTS Prize」ノミネーション、22022年「Gold A' Design Award」受賞。

宮前義之

宮前義之 Yoshiyuki Miyamae

1976年東京都生まれ。2001年三宅デザイン事務所に入社し、三宅一生が率いたA-POCの企画チームに参加。その後 ISSEY MIYAKEの企画チームに加わり、2011年から19年までISSEY MIYAKEのデザイナーを務めた。2021年にスタートした新ブランド「A-POC ABLE ISSEY MIYAKE」では、エンジニアリングチームを率いて、A-POCの更なる研究開発に取り組む。

辻󠄀本知彦

辻󠄀本知彦 Tomohiko Tsujimoto

18歳よりダンスを始め、シルク・ドゥ・ソレイユに日本人男性ダンサーとしてはじめて起用され、11年から「Michael Jackson The Immortal World Tour」に参加、27ヵ国485公演に出演する。
「東京2020オリンピック」開会式、舞台「千と千尋の神隠し」カオナシ役で出演。
振付ではNHK2020応援ソング「パプリカ」また、2025年に開催される大阪・関西万博のオフィシャルテーマソング「この地球の続きを」担当。
米津玄師、MISIAのMV、ツアー、CMでは「ポカリスエット」「UQ mobile」などを手掛ける。
文藝春秋より著書「生きてりゃ踊るだろ」出版。

角尾 舞Photo:Harumi Shimizu

角尾 舞 Mai Tsunoo

慶應義塾大学 環境情報学部卒業後、メーカー勤務を経て、2012年から16年までデザインエンジニアの山中俊治氏のアシスタントを務める。その後、スコットランドに1年間滞在し、現在はフリーランスとして活動中。
伝えるべきことをよどみなく伝えるための表現を探りながら、メディアへの執筆のほか、展覧会の構成やコピーライティングなどを手がけている。
主な仕事に東京大学生産技術研究所70周年記念展示「もしかする未来 工学×デザイン」(国立新美術館、2018年)の構成、「虫展―デザインのお手本」(21_21 DESIGN SIGHT、2019年)のテキスト執筆など。編書には『デザインの小骨話』(山中俊治著・日経BP社、2017年)がある。
https://www.ocojo.jp/