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ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR (2)

2019年3月10日、「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」の開催に先駆けて、参加作家 ダミアン・プーランによる子ども向けワークショップが、アンスティチュ・フランセ東京にて行われました。

フランス人アーティスト ダミアン・プーランは、デザインと建築の間を手探りし、神道、部族や紋章の記号に影響を受けながら、領域を超えた創作を行っています。「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」で展示している「People Power」は、様々なプロテストソングのタイトルを、グラフィカルな旗に転換させた作品です。
このワークショップでは「私の音楽を見て、私たちの話を聞いて」と題し、子どもたちが自ら好きな曲を選び、その曲にまつわるものや聴いたときの気持ちをあらわす旗をつくりました。

ダミアン・プーラン「People Power」2018年

ワークショップは曲選びから始まりました。子どもたちは、選んだ曲に込められたメッセージや、曲を聴いたときの気持ちを保護者と話し合い、旗のイメージを思い描きます。

旗のイメージが掴めたら、曲名や歌詞、音色などに基づいて色画用紙を切り取り、台紙に貼っていきます。旗を通してどのような想いを伝えたいかプーランとも話しながら、子どもたちは制作を進めました。

それぞれ出来上がった旗を手に、プーランに曲名と旗の特徴を伝えます。最後には記念撮影も行いました。
ワークショップを通して、プーランと日本で暮らす子どもたちとの間に、豊かな交流が生まれました。

ダミアン・プーランは、「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」にて「People Power」の他にも作品を展示しています。プーランが卓球台に、錯視を誘発するようなグラフィックを施した新作「Disruptive Thought」では、実際に卓球を楽しむことができます。ぜひお楽しみください。

2019年3月15日、浅葉克己ディレクション 企画展「ユーモアてん。/SENSE OF HUMOR」が開幕します。

時代を牽引し続けるアートディレクター 浅葉克己にとって、コミュニケーションにおける最も大切な感性のひとつが「ユーモア」です。 本展では、浅葉が国内外から集め、インスピレーションを得てきた資料やファウンド・オブジェとともに、ユーモアのシンパシーを感じているデザイナーやアーティストの作品を一堂に集めます。

時代や国を超えたユーモアのかたちと表現を一望することで、私たちは日々のお営みのなかにある身近なユーモアを見つめ直すことになるでしょう。そして、そこにあるユーモアの感性こそが、デザインやものづくりにおいて重要な、コミュニケーションの本質のひとつと言えるのかもしれません。

撮影:鈴木 薫