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「10人でできること Vol.6/展覧会企画チーム インタビュー 寺山紀彦(studio note)」

2014年11月、企画展「単位展 ― あれくらい それくらい どれくらい?」に向けて、展覧会チームの中心メンバー10人が集い、様々な「10人でできること」を試みました。その様子を、展覧会企画チームの単位にまつわるエピソードとあわせて紹介します。


Photo: 川瀬一絵

10人でできること:「電話ボックスに入る」

電話ボックスに入ることができたのは、10人のうち6人まででした。

「この電話ボックスは、75cm×90cm×200cmです。ここに6人も入れたとは驚きです。ただ、この状態で電話番号をプッシュするのは大変だと思います。」
(「単位展」学術協力 星田直彦)

展覧会企画チーム インタビュー 寺山紀彦(studio note)/展示構成

― 小さい頃の単位の記憶を聞かせてください。

0の次は1だと思っていたので小数点が出て来た時に混乱しました。ですので頭の中で紙10枚で1として、0.1は紙1枚にして理解しようとしていました。
その内に0.01 0.001とどんどん紙が薄くなって行くのと同時に0と1の間ってものすごい量の数字があるんだと感じたことを思えています。

― 「単位展」に関わって、単位についてのイメージは変わりましたか。

単位はどこにでも潜んでいるんだなと感じたのと同時に、単位のない世の中があったらどんな感じなのか想像しています。

― 「10人でできること」を体験してみて、いかがでしたか。

10人用傘や10人用服など、10人用の色々なものがあったら面白いなと思いました。

― 「単位展」に来場された方へ、メッセージをお願いします。

重さでも速度でも長さでも周りに面白い発見がいっぱいあるのでそれを見つけてもらえると嬉しいです。

寺山紀彦(studio note):
オランダDesign Academy Eindhovenに留学。在学中にStudio Richard Hutten, MVRDVにて研修し、2008年帰国後 studio noteを立ち上げる。プロダクトをメインにクラスカ701内装、店舗アートワークなど多岐に渡りデザイン活動を行なう。
http://www.studio-note.com/

>>「10人でできること Vol.1/展覧会企画チーム インタビュー 中村至男」
>>「10人でできること Vol.2/展覧会企画チーム インタビュー 鈴野浩一(トラフ建築設計事務所)」
>>「10人でできること Vol.3/展覧会企画チーム インタビュー 稲本喜則(AXIS)」
>>「10人でできること Vol.4/展覧会企画チーム インタビュー 岡本 健」
>>「10人でできること Vol.5/展覧会企画チーム インタビュー 菅 俊一」
>>「10人でできること Vol.7/展覧会企画チーム インタビュー 前村達也(21_21 DESIGN SIGHT)」