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2012年12月 (28)

企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

NY. ADC殿堂入りと紫綬褒章受章を祝う会にて

1994年/左より杉本友太郎、田中一光、青地一輿

ファンシーペーパー「ピケ」の商品企画打ち合わせの日に、思いがけなく訪れたサンタクロースと笑顔の田中先生。
この日が、私にとって30年間お世話になってきた田中先生との最後の日になった悲しい思い出の1枚です。

2001年12月/左より田中一光、サンタクロース、伊藤 滉
田中先生監修で商品化したファンシーペーパー「ピケ」の見本帳(特種東海製紙社、旧・特種製紙)

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企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

飲み屋にいた私を探し出し「お祝いの真っ赤なバラの花束」届く

「毎日デザイン賞」内定時

たった一品だけの「手漉き和紙+最高の金箔」で創られた表彰状

「第一回勝見勝賞」田中一光作 表彰状

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企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

前をはだけて、少しヤクザなアロハ姿の先生...忘れられません。

夏/伊豆の庭にて/アロハシャツ/撮影:木寺憲吾

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2013年1月13日、カンバセーション Semitransparent Design、水野勝仁を開催しました。

2012年12月23日、クリスマス・スペシャル 鈴木康広によるトークを開催しました。

企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

1964年オランダでの個展からPARISに寄った一光さんと出会えた幸運に感謝。

1992年/石岡瑛子さん、アカデミー賞・衣装デザイン賞受賞のお祝いパーティ/左より田中一光、藤本晴美、浅葉克己、操上和美

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企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

クーパー・ユニオン校での田中一光展。ルウ・ドーフスマンと田中一光。

1987年/ニューヨーク、クーパー・ユニオン美術大学/左よりルウ・ドーフスマン、田中一光/撮影:浅葉克己

田中一光デザイン室。青山三丁目。タバコはショートホープを吸っていた。

田中一光/撮影:浅葉克己

田中一光デザイン室、新オフィス。グラフィックデザイナーの会合。

左より小池一子、小山英夫、麹谷 宏、田中一光、小島良平、太田徹也、松永 真、石原義久、佐野 寛、青葉益輝、浅葉克己/撮影:浅葉克己

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21_21 DOCUMENTSでは、本展関連プログラムの登壇者と「His Colors」の写真を展覧会の感想とともに紹介します。

自身でディレクションしたような展覧会――横尾忠則
「一光さん自身でディレクションし、展示構成されたような展覧会。一光さんが観ても満足されると思う」

すべての一光デザインの魅力にあふれた展示――和田 誠
「田中一光さんの色彩感覚、構成力、文字の扱い方、アートディレクション、すべての一光デザインの魅力にあふれた展示です」

※企画展「田中一光とデザインの前後左右」では、廣村正彰によるインスタレーション「His Colors」のみ写真撮影が可能です。Twitterでは、ハッシュタグ「#HisColors」でご来館された方の投稿写真もご覧いただけます。

鮮やかな色をご覧いただくために、「His Colors」のタント紙の張り替えを行いました。実は、タント紙を壁に設置するための枠組部分も、丈夫な紙でつくられています。

インスタレーションの前ではご自由に写真撮影をしていただけます。撮影した写真は、ハッシュタグ「#HisColors」をつけてTwitterに投稿してください。
また21_21 DOCUMENTSでは、本展関連プログラムの登壇者と「His Colors」の写真を展覧会の感想とともに紹介しています。

企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

田中一光先生はggg ギンザ・グラフィック・ギャラリーの初代監修者として国内外の作家や来館者の方々との密なる交流を図り、グラフィックデザイン界の活性化に大変貢献されました。

1993年/ggg 第87回「文字からのイマジネーション」展/左より北島義俊、田中一光、森澤嘉昭(株式会社モリサワ相談役)
1996年/ggg 第123回 前田ジョン「かみとコンピュータ」展/左より田中一光、前田ジョン、北島義俊
2000年/ggg 第171回「日宣美の時代」展/左より松永 真、田中一光、北島義俊、永井一正、中村 誠
2001年/ggg 第181回「原 弘のタイポグラフィ」展/左より北島義俊、福田繁雄氏、原 弘夫人、永井一正、田中一光

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企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

「三宅一生さん紫綬褒章受章を祝う会」田中先生自宅で手料理と共に。

1997年11月/田中先生自宅/左より田中一光、皆川魔鬼子、三宅一生、小室知子、安藤忠雄、小池一子

「三宅一生さん紫綬褒章受章を祝う会」のメニュー

1997年11月/田中先生自宅

「三宅一生さん紫綬褒章受章を祝う会」の料理の一部

1997年11月/田中先生自宅

パリ出張の際、昼食後リュクサンブール公園をお散歩

1997年9月/パリのリュクサンブール公園/左より細田 由起子、田中一光

パリ日本文化会館開館記念展「デザインの世紀」関係者の方々と

1997年9月/パリ日本文化会館前/田中一光、藤本晴美、他

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21_21 DOCUMENTSでは、本展関連プログラムの登壇者と「His Colors」の写真を展覧会の感想とともに紹介します。

時間が経つほど新しくなるデザイン――杉本博司
「田中一光さんは本当に多作な方で、展覧会では人間の一生にどれだけの仕事ができるのかということを、感銘を持って見ることができました。一光さんの仕事は、今のデザインが弱く見えてしまうほど強く、時間が経てば経つほど新しくなるデザインですね」

デザイン界の利休的存在――千 宗屋
「田中一光さんの仕事を改めて拝見し、今の人が現在進行形の仕事として見ることができる、本当に古びないデザインだと感じました。いつ見ても新しく、力強く、普遍的。現代日本デザイン界の基礎となる、いわば利休的存在ですね。日本の伝統の琴線に触れ、古典を再生するデザインだから残るのだと思います」

※企画展「田中一光とデザインの前後左右」では、廣村正彰によるインスタレーション「His Colors」のみ写真撮影が可能です。Twitterでは、ハッシュタグ「#HisColors」でご来館された方の投稿写真もご覧いただけます。

企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

新国立劇場オペラ「あやめ」の舞台美術

1998年/新国立劇場/撮影:森下茂行
1998年/新国立劇場/撮影:森下茂行
1998年/新国立劇場/撮影:森下茂行

「JAPAN STYLE」展

1980年/ロンドン/左より田中一光、勝見 勝/撮影:森下茂行

駐日大使サー・フレッド・ウォーナーさんの自宅に招かれて

1980年/ロンドン/撮影:森下茂行

クーパーユニオンのTシャツをプレゼントされ喜ぶ。太田徹也さん、ソール・バスさんと。

1987年/アイブァン・チャマイエフさんの自宅で/撮影:森下茂行

お茶を楽しむ

1999年/撮影:森下茂行
1999年/撮影:森下茂行

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企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

西武劇場は毎回のように田中一光さんにポスターをお願いしていた。これはすでに決まったものの表現をお願いしたのではなく、この次の芝居の演劇空間がどのようなものであるべきかを、田中一光さんからも発言してもらう、という意図を持っていた。

安部公房 作・演出「友達」ポスター

安部公房、土方 巽と田中一光の三人は、伝統に根ざした現代の演劇空間の共同製作者であったと私は考えている、それはおそらく観客にとっても充実した現代を味わう空間であった。

土方 巽作品「静かな家」ポスター

田中さんに詩集の装幀をお願いしたことがあります。このような小さな仕事でも田中さんらしく感心しました。

『誘導体』著者:辻井 喬、装幀:田中一光

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2012年12月1日、カンバセーション 横尾忠則、和田 誠を開催しました。

21_21 DESIGN SIGHTでは、2011年から2012年にかけて、東北地方の人々の精神とものづくりの持つ大きな力を改めて見つめ直すことを目的とした、二つの展覧会を開催しました。
本書では、「東北の底力、心と光。『衣』、三宅一生。」(2011年7月26日~31日)、「テマヒマ展〈東北の食と住〉」(2012年4月27日~8月26日 )の二つの展覧会に出展された64アイテムを、「衣・食・住」のカテゴリー別に完全収録しました。
雪の季節が長く厳しい環境のなか、自然と共存する暮らしを大切にしながら、東北の人々が知恵と工夫を凝らして生み出してきた美しく力強い品々をぜひご覧ください。

『東北のテマヒマ 【衣・食・住】』
著者:21_21 DESIGN SIGHT
監修:佐藤 卓
発行:株式会社マガジンハウス
定価:2,310円(税込) 21_21 DESIGN SIGHTと全国大型書店にて12月13日発売

『東北のテマヒマ 【衣・食・住】』

21_21 DESIGN SIGHTは、通常火曜日は休館のところ、12月25日(火)は開館します。

■ペア割引
2012年12月22日(土)~25日(火)の4日間、お二人で来館の方は「ペア割引」として入場料の合計より500円を割引いたします。ご友人、パートナー、ご家族とぜひお誘い合わせの上、ミッドタウン・ガーデンのイルミネーションとともに展覧会をお楽しみください。

*通常料金2名分の1回の会計に対し1回のみ割引いたします
*他の割引との併用はできません
入場料については、ご利用案内をご覧ください。

*東京ミッドタウンではイルミネーション観覧のための混雑が予想され、12月21日(金)~25日(火)の16:00~23:00は通行規制によりミッドタウン・ガレリアの通り抜けができません。該当時間内は、外苑東通りより21_21 DESIGN SIGHTとカノビアーノ・カフェ専用遊歩道をご利用ください。
その他の注意事項は東京ミッドタウンのウェブサイトをご覧ください。

■鈴木康広によるトーク
瀬戸内国際芸術祭2010出品作「ファスナーの船」で話題を呼び、ジャンルを超えた発想で美術館のみならず公共空間での活動に取り組んでいるアーティストの鈴木康広。
代表作の一つである「りんごのけん玉」とそれにまつわる様々なエピソードや、最近の活動について語ります。クリスマス連休のひとときを、鈴木康広と共に楽しくお過ごしください。

日時:2012年12月23日(日)14:00-15:30
参加費:無料(ただし、当日の入場券が必要です)
予約受付:ウェブサイトにて受付中、定員に達し次第終了
ご予約・詳細はこちら

企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

田中一光さんから頂いた一番大切にしている作品です。

NIHON BUYO POSTER/撮影:八木 保

田中一光さんから頂いた作品で、文字に黒色のバーコ印刷がされています。
頂いたポスターはすべてフレームせずにポートフォリオケースに保管しています。

MORISAWA POSTER/撮影:八木 保

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企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

『三宅一生の発想と展開 ISSEY MIYAKE East Meets West』出版の打合せを行ったヴェニスの旅。

1977年/ヴェニス/左より田中一光、小池一子

同書に掲載された「刺子ユニット」(三宅一生1976年の作品)を着る三人。

1977年/東京のスタジオ/左より小池一子、田中一光、藤本晴美/撮影:操上和美

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「田中一光とデザインの前後左右」を見学した港区立青南小学校の5年生93名が、その後の授業で制作し、校内の展覧会で展示された砂絵ポスターのテーマは、「日本をデザインしよう」。全員がみごとに、シンプルな色や形を組み合わせて、自分で考えた伝えたいメッセージを表現していました。ここでは、いくつかの作品を紹介します。

港区立青南小学校5年生の見学の様子を21_21 DOCUMENTSでご覧いただけます。
21_21 DOCUMENTS
「港区の小学生が『田中一光とデザインの前後左右』を見学」

企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

玉だけのデザインが時代の先駆となった。(1971〜1983年毎年制作)

東洋インキ 1971年カレンダー
東洋インキ 1971年カレンダー

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企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

116回企画展、蓬田やすひろ展「お江戸でゆらゆら」

1996年1月/ギンザ・グラフィック・ギャラリー/左より田中一光、灘本唯人、蓬田やすひろ

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企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

私にとっての"宝物"は『日本の文様 花鳥/風月』から無印良品など。 勝手に一光「塾」の生徒と思っています。それは何を見ても何を考える時も、日本人と日本の美意識を忘れないからです。先生の日常の仕事の根底にあるものの感じ方と剣のような鋭さは何故?なぜ?から学んでいます今も...。

ベルリンでの個展「Ikko Tanaka Graphik Design aus Japan」オープニング

2000年9月26日/ベルリン、バウハウス・アーカイヴ・デザインミュージアム
2000年9月26日/ベルリン、バウハウス・アーカイヴ・デザインミュージアム

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企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

「ニッポンルネサンス」特集。コシノジュンコの新古典主義のページは田中先生自らアートディレクション。1ページ目の着物と柳はコシノジュンコの初めての着物展示会のポスターとして田中先生にデザインして頂いたものです。

『太陽』 1989年2月号掲載
『太陽』 1989年2月号掲載

1985年、アートディレクターの故・田中一光さんと当時渋谷西武にいらした水野誠一さんとで我が家で食事をした時、ひょんなきっかけから「日本人が日本をデザインしようじゃないか」という話が盛り上がりました。その時のお料理がイタリア製の大きなガラスのオブジェにおネギと白身魚のお刺身。それを見て田中一光さんが「これは新古典主義ですな」とおっしゃった。あの時の我が家でのオシャベリが発端となって『月刊太陽』の特集になりそれが後に西武百貨店の「ジャパン・クリエーション=JC」につながっていったのです。

『太陽』 1985年3月号掲載

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12月4日(火)より、竹中工務店 GALLERY A⁴では、1964年の創刊より田中一光がアートディレクションを手掛けた竹中工務店の季刊誌『approach』の200号を記念して、その半世紀にわたる編集・発刊の全貌を振り返る展示「approach200 1964-2012」を開催しています。

会場には、企画展「田中一光とデザインの前後左右」ディレクター 小池一子のインタビュー映像も紹介されています。
誌面で特集されたテーマを「Design & Art」「Nature & Environment」「People」など6つの分野に分けた展示構成ですが、特に興味深いのは、制作時の資料などのたくさんの書籍群。本をとおして 「approach」誌の特色が伝わる、本好きにはたまらない展覧会です。


「approach200 1964-2012」会場風景

「approach200 1964-2012」会場風景

会期:2012年12月4日(火)~2013年1月31日(木)10:00~18:00
休日:土・日・祝日、年末年始[2012年12月31日(月)~2013年1月4日(金)]
場所:GALLERY A⁴(ギャラリーエークワッド)
   〒136-0075 東京都江東区新砂1-1-1 竹中工務店東京本店1階
   http://www.a-quad.jp/
   *入場無料
【竹中工務店お問い合わせ】
GALLERY A⁴(ギャラリーエークワッド)
TEL 03-6660-6011

2012年12月1日、カンバセーション 杉本博司、千 宗屋を開催しました。

企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

上海で、田中一光さんと「カレンダー展」を無事終えて、翌日は蘇州に遊んだ。朝、珍しく朝食に遅れていらした一光さんは少し青い顔をされていた。聞けば、東京から連絡があり、亀倉雄策さんが危篤だと言う。まさかあのお元気な亀倉さんが、と不思議に思った。急遽、翌日の便で帰国することとし、その日は予定通り雨の蘇州を見学した。カメラの前の一光さんは実に堂々として、これからの日本のリーダーに相応しいお姿だった。

1997年5月10日/上海、蘇州

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企画展「田中一光とデザインの前後左右」にあわせ、生前の田中一光を知る多数の方々よりお寄せいただいた、貴重な思い出の写真や資料を連載で紹介します。

新事務所引越し3日間オープニングパーティー。田中事務所特製のハンバーグに先生がソースをかけてお客様に振るまっている様子。3日間大量のハンバーグを朝から仕込んでいました。

1999年5月/田中一光新事務所/左より緒方裕子、田中一光、「青柳」(料亭)お手伝い、田中一光 姪

松吉さんの独立お祝。社員全員で草津温泉へ。その後、年末恒例行事となり、仕事納めのあと毎年草津温泉へ社員旅行へ行っていました。

1996年末/左より緒方裕子、細田 由起子、住友博昭、福田繁雄、田中一光、松吉太郎

スタッフ(緒方)の誕生日会。スタッフの誕生日にごちそうを作ってバースデーパーティーをやってもらいました。田中先生の誕生日会はスタッフでプレゼントを用意してごちそうを作ってお祝をしていました。

1999年3月/左より住友博昭、田中一光、細田 由起子、大内 おさむ、緒方裕子

(コメント、キャプションは全て提供者による)

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