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2013年10月 (15)
企画展「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」は、来場者の皆様をデザインミュージアムの"入口"へと誘う展覧会です。
ウェブサイト上の本連載では、会場を離れ、各界で活躍する方々が未来のデザインミュージアムにぜひアーカイブしたいと考える"個人的な"一品をコメントとともに紹介します。
展覧会と連載を通じて、デザインの広がりと奥行きを感じてください。
現在、国内の美術館で開催されているデザインに関連する展覧会をご紹介します。
樂翠亭美術館
「現代の工芸、今 − いつつの言葉 −」
2013年9月7日(土) - 11月24日(日)
やきもの、金属、ガラスと従来の手法や技法、既存の工芸の概念に捕われることなく独自に素材と向き合い、つくることの本質を探り、追求し続ける作家たち5名。彼らの作品は、日本における美術、あるいは工芸という概念を問いかけるかのように、活躍の場は国内に留まらず海外でも展開されています。本展では今注目の作家、小川待子、黒田泰蔵、畠山耕治、扇田克也、高橋禎彦が、和の建築空間を各々の手で構成・展示し、茶室では5名のコラボレーションによりしつらえをしています。工芸という言葉では語り尽くせない表現世界をご覧いただけます。
企画展「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」は、来場者の皆様をデザインミュージアムの"入口"へと誘う展覧会です。
ウェブサイト上の本連載では、会場を離れ、各界で活躍する方々が未来のデザインミュージアムにぜひアーカイブしたいと考える"個人的な"一品をコメントとともに紹介します。
展覧会と連載を通じて、デザインの広がりと奥行きを感じてください。
10月25日(金)より、いよいよ「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」が開幕します。
生活のすべてに関わるデザインは、暮らしに喜びをもたらすだけでなく、産業の発展にもつながり、豊かさを生みだします。デザインミュージアムは、優れたデザイン文化を次世代に継承するためのアーカイブとなると同時に、私たちの今後の生活を考えるうえで必要とされる場所になるでしょう。
本展では21世紀のデザインミュージアムに求められる役割について、〈過去/現在/未来〉という時間への眼差しに基づく新たな視点から、当館で開催した展覧会を例に考えていきます。生活、文化、社会と深く関わってきたデザインの今後の可能性について、多くの方々と考える機会となる企画展です。
撮影:吉村昌也
現在、国内の美術館で開催されているデザインに関連する展覧会をご紹介します。
小海町高原美術館
「THINK PAPER 駒形克己展」
2013年9月7日(土) - 11月4日(月)
グラフィックデザイナー 駒形克己(1953年生まれ)は娘の誕生をきっかけに始めた絵本制作において、数多くの賞を受賞しているほか、本の個展、ワークショップ活動は現在もなお世界各地を巡回しています。2013年4月、イタリアボローニャ国際児童図書展で発表された手話絵本「森に棲む動物たち」は、聴覚障がいをもつ子ども達に寄り添い、彼らの目線に立ち、彼らと思いを共有して生まれ、それは駒形が目指す「誰でも楽しめる」絵本の誕生でした。
本展では、五感を大切にし、自身の感覚を紙の上で表現しようとする独自のアプローチから生まれる創作絵本や遊具、プロダクト、インスタレーション、障がい者に向けたプロジェクト、環境デザイン等、駒形の幅広い活動を紹介しています。
現在、国内の美術館で開催されているデザインに関連する展覧会をご紹介します。
サントリー美術館
「Drinking Glass―酒器のある情景」
2013年9月11日(水) - 11月10日(日)
ガラスの魅力は、そのつややかさと透明性です。元来不透明な素材として出発したガラスは、紀元前8世紀頃から透明な素材へと移行し始めます。すると中が透け、景色を楽しむことができることから、世界各地のガラス器は、ワインやビールなど、おもに酒の登場する場面で利用されるようになりました。ガラス器の歴史は、Drinking glass(酒器) とともに発展してきたといっても言い過ぎではないでしょう。
本展は、そんな酒器の置かれた情景に着目し、古代から現代までのガラス器を紹介するものです。「捧ぐ」「語らう」「誓う」「促す」「祝い、集い、もてなし、愉しむ」といった、人々の生活の様々なシーンに登場するドリンキング・グラスの世界を、お楽しみいただけます。
10月26日、21_21 DESIGN SIGHTで開催された「カラーハンティング展 色からはじめるデザイン」のドキュメントブック刊行を記念したトークイベントが代官山蔦屋書店にて開催されます。展覧会ディレクターの藤原 大と、展覧会企画協力でドキュメントブック編集を手がけたカワイイファクトリーが、展覧会、ドキュメントブックの制作、色とことばの関係性を語ります。
また、10/23~11/4まで代官山蔦屋書店 2号館 1階 デザインフロアにて21_21 DESIGN SIGHTで開催されたこれまでの展覧会図録を集めたブックフェアを開催します。是非お立ち寄りください。
日時:2013年10月26日(土) 19:00 - 20:30
会場:代官山蔦屋書店 1号館 2階 イベントスペース
東京都渋谷区猿楽町17-5
参加方法は以下をご覧ください。
>>DAIKANYAMA T-SITE
2013年10月25日より開催の企画展「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」は、来場者の皆様をデザインミュージアムの"入口"へと誘う展覧会です。
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2013年10月25日より開催の企画展「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」は、来場者の皆様をデザインミュージアムの"入口"へと誘う展覧会です。
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ウェブサイト上の本連載では、会場を離れ、各界で活躍する方々が未来のデザインミュージアムにぜひアーカイブしたいと考える"個人的な"一品をコメントとともに紹介します。
展覧会と連載を通じて、デザインの広がりと奥行きを感じてください。
2013年10月25日より開催の企画展「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」は、来場者の皆様をデザインミュージアムの"入口"へと誘う展覧会です。
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展覧会と連載を通じて、デザインの広がりと奥行きを感じてください。
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スパイラルガーデン
「島崎信+織田憲嗣が選ぶ ハンス・ウェグナーの椅子展」
2013年9月27日(金)- 10月14日(月祝)
デンマークを代表する家具デザイナーの一人、ハンス・ウェグナー(1914~2007年)。生涯に500脚以上の椅子をデザインしたと言われ、時代を超えて愛される数々の名作を生み出してきました。本展では、生前のウェグナーと深い親交をもち、北欧デザイン研究の第一人者としても知られる島崎信氏と、椅子研究家である織田憲嗣氏を監修に迎え、両氏が選んだ60脚以上の椅子を中心に、「使う」「見る」「買う」という3つの側面から、そのものづくりを紐解きます。現在も生産が続けられている定番品に加え、今日では生産されていない椅子、試作のみで生産されなかった椅子などの歴史的価値が高い作品が登場するほか、木材パーツやミニチュア、自邸の模型などの貴重な資料も展示されています。
現在、国内の美術館で開催されているデザインに関連する展覧会をご紹介します。
日本民藝館
「特別展 柳宗理の見てきたもの」
2013年8月27日(火) - 11月21日(木)
2011年のクリスマスの日に他界した柳宗理(1915~2011)。世界的な工業デザイナーとして活躍する一方、約30年間にわたり日本民藝館の三代目館長として活動しました。本展では、宗理が蒐集した日本民藝館コレクションの逸品をはじめ、柳家から遺贈された陶磁器や染織品、仮面などを展示。また、父宗悦から受け継いだ食器類も併せて展観し、柳宗理がどのようなものを見つめながら生活し、デザイン活動の糧としてきたのかを紹介します。
2013年10月25日より開催の企画展「日本のデザインミュージアム実現にむけて展」は、来場者の皆様をデザインミュージアムの"入口"へと誘う展覧会です。
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展覧会と連載を通じて、デザインの広がりと奥行きを感じてください。
- 「私の一品」Vol.1 森山明子(デザインジャーナリスト、武蔵野美術大学教授)
- 「私の一品」Vol.2 石川直樹(写真家)
- 「私の一品」Vol.3 工藤和美(建築家)
- 「私の一品」Vol.4 佐野研二郎(アートディレクター)
- 「私の一品」Vol.5 毛利 衛(日本科学未来館 館長、宇宙飛行士)
- 「私の一品」Vol.6 佐藤 卓(グラフィックデザイナー)
- 「私の一品」Vol.7 福岡伸一(生物学者、青山学院大学教授)
- 「私の一品」Vol.8 青柳正規(文化庁 長官)
- 「私の一品」Vol.9 ピーター・バラカン(ブロードキャスター)
- 「私の一品」Vol.10 柏木 博(デザイン評論家)
- 「私の一品」Vol.11 伊勢谷友介(俳優、映画監督、リバースプロジェクト代表)
- 「私の一品」Vol.12 山形季央(多摩美術大学 グラフィックデザイン学科教授)
- 「私の一品」Vol.13 葛西 薫(アートディレクター)
- 「私の一品」Vol.14 山崎 亮(コミュニティーデザイナー)
- 「私の一品」Vol.15 Astrid Klein(デザイナー)
- 「私の一品」Vol.16 Mark Dytham(デザイナー)
- 「私の一品」Vol.17 小池一子(クリエイティブディレクター)
- 「私の一品」Vol.18 本城直季(写真家)
- 「私の一品」Vol.19 岡崎智弘(アートディレクター)
- 「私の一品」Vol.20 伊東豊雄(建築家)
- 「私の一品」Vol.21 皆川 明(ミナ ペルホネン デザイナー)
- 「私の一品」Vol.22 平野太呂(フォトグラファー)
- 「私の一品」Vol.23 宮島達男(現代美術家)
- 「私の一品」Vol.24 佐藤陽一(株式会社 虎屋 営業企画部 企画課主任)
- 「私の一品」Vol.25 織田憲嗣(東海大学特任教授)
- 「私の一品」Vol.26 安藤忠雄(建築家)
- 「私の一品」Vol.27 鈴木理策(写真家)
- 「私の一品」Vol.28 幅 允孝(ブックディレクター)
- 「私の一品」Vol.29 深澤直人(プロダクトデザイナー)
- 「私の一品」Vol.30 関口光太郎(造形作家)
- 「私の一品」Vol.31 田根 剛(建築家)
- 「私の一品」Vol.32 森山開次(ダンサー・振付家)
- 「私の一品」Vol.33 渡邉良重(アートディレクター)
- 「私の一品」Vol.34 鈴木康広(アーティスト)
- 「私の一品」Vol.35 関 康子(エディター/トライプラス代表)
- 「私の一品」Vol.36 川上典李子(ジャーナリスト)
- 「私の一品」Vol.37 藤原 大(デザイン・ディレクター)
- 「私の一品」Vol.38 三宅一生(デザイナー)