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2014年7月4日より、いよいよ開催される「イメージメーカー展」。開幕を間近に控えた本展の参加作家と、それぞれの作品の見どころを紹介します。
三宅 純
現在、パリを拠点に活躍している三宅 純は、ジャズトランぺッターとして活動開始後、作曲家としても頭角を現し、映画、CM、ダンス、舞台、アニメなど、様々なジャンルの作品に楽曲を提供しています。ソニー、パナソニック、トヨタ、資生堂、キリンビールなどのテレビCMに3000作以上のオリジナル曲を提供し、多くの日本人は知らないうちに三宅の曲を耳にしていることになります。近年では、ヴィム・ヴェンダース監督作品「ピナ/踊り続けるいのち」の主要楽曲も印象的です。
本展の参加作家、ジャン=ポール・グードやロバート・ウィルソンとも親交の深い三宅は今回、グードのメイン作品「ワルツァー(ワルツを躍る人)」のために新曲を制作します。21_21の静謐な空間に響き渡る三宅の新曲に、どうぞご期待ください。
なお、この新曲は、8月20日にP-VINE RECORDSより発売の「Lost Memory Theatre act-2」に収録されます。CDのアートディレクションはジャン=ポール・グードが手がけます。また、8月21日から31日まで、神奈川芸術劇場では、三宅の音楽そのものの舞台化に挑んだ「Lost Memory Theatre」が開催されます。こちらの宣伝ヴィジュアルも、もちろんグードの作品です。この夏、音楽、舞台、展覧会で、グードと三宅のつくりだす世界観を、存分にお楽しみください。
三宅 純が出演する関連プログラム
トーク「三宅 純×白井 晃 音楽と舞台のイメージメーカー」
日時:2014年7月26日(土)14:00-15:30
出演:三宅 純(作曲家)、白井 晃(演出家、俳優)、生駒芳子(ジャーナリスト)
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関連情報
舞台『Lost Memory Theatre』
2014年8月21日(木)- 31日(日)
場所:KAAT神奈川芸術劇場ホール
原案・音楽:三宅 純
構成・演出:白井 晃
テキスト:谷 賢一
振付:森山開次
出演:山本耕史、美波、森山開次、白井 晃、江波杏子 ほか
演奏:三宅 純 ほか
>>神奈川芸術劇場ウェブサイト