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「『活動のデザイン展』へのメッセージ」Vol.5 牛込陽介

2015年1月 4日 17:13デザイン,活動のデザイン展

現在開催中の企画展「活動のデザイン展」。本展ディレクターや多彩なプロジェクトを展開する参加作家から、本展へ寄せられたメッセージを通じて、展覧会やそれぞれの活動により深く触れてみてください。

Q. 展示作品について説明してください。
A. 今日爆発的に流行しているシェアリング・エコノミー(共有型経済)と呼ばれるサービス群が私達の生活の隅々にまで入り込んだ世界を想像している作品です。

Q. 本展のサブタイトルは「Hints of the future in a shifting world/変容する世界の未来のためのヒント」です。あなたはそれらのヒントを、どこから得ていますか?
A.

ヒントを得るために特に決まったルーティンを持っているわけではありません。むしろ、先人達の作品、ニュース、Twitter、Wikipedia、会って話をする友人たちなど、見たもの聞いたもの体験したものをなんでも関連させてみることで、変わり続ける世界を常に複眼的に捉えるようにしています。画像は木村恒久さんのフォトモンタージュです。現代的・人工的な都市と全く別のものを組み合わせることで示唆に富んだビジュアルを創りだす作品群は常にインスピレーションで在り続けています。

牛込陽介:
デザイナー、テクノロジスト、Superfluxアソシエイト。2013年 ロイヤル・カレッジ・オブ・アート デザイン・インタラクションズ卒業。テクノロジーや国際政治によって形づくられていく未来を、広い視野と確かな現実感をもって議論する場をつくるためにクリティカルデザインを実践している。プロジェクトは、未来のシナリオのビジュアライズから、インタラクティブシステムのデザイン/開発、コミッションアートの制作まで多岐にわたる。
www.yosukeushigo.me

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