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2016年2月26日より開催となる企画展「雑貨展」。
本企画では、展覧会ディレクター 深澤直人をはじめ企画チームや参加作家、出展者がリサーチを重ね、展覧会をつくりあげていく様子を一部ご紹介します。
2016年1月、「雑貨展」参加作家の寺山紀彦(studio note)が、同じく本展参加作家で荒物問屋の松野屋を訪れ、共同制作するインスタレーション「松野屋行商」の打ち合わせをしました。
松野屋のバックヤードに広げられた荒物の数々。荒物とは、ほうき、ちりとり、ざるなどの日用品で、明治時代にはこれらを山のように積んだ荷車を引き、街中へ売りに出る行商がいました。本展作品「松野屋行商」ではそんな行商の荷車を、現代の暮らしにあわせてつくられた松野屋の荒物で再現します。
明治時代の写真を参考に選んだ道具を並べて、ボリュームを確認したり、荷車への積み方をシミュレーションしたり。展覧会を1ヶ月後に控え、作品がかたちになりつつあります。
「雑貨展」では、会場1階にコンセプトショップ「雑貨店」がオープン。展覧会テーマや参加作家にまつわる雑貨を販売するほか、出展者による期間限定のポップアップショップも予定しています。展覧会開幕となる2月26日(金)からは、「松野屋」ポップアップショップが登場しますので、作品とあわせてぜひお楽しみください。
※「松野屋」ポップアップショップは3月28日(月)までの出店になります
>>第1回 雑貨展キックオフ会議
>>第2回 深澤直人と企画チームによる雑貨選定会
>>第4回 WE MAKE CARPETS 来日リサーチレポート