Loading...

contents

2021年7月 (2)

ギャラリー3では、2021年7月21日から10月17日まで、「横尾忠則:The Artists」を開催します。

パリのカルティエ現代美術財団が主催する本展では、国際的アーティスト 横尾忠則による日本初公開となる肖像画作品139点を紹介します。
2014年、カルティエ財団はその設立30周年に際し、財団に関わってきた世界中の芸術家や思想家、批評家や科学者らの肖像画を横尾忠則に依頼しました。
横尾は3ヶ月の時間を費やし、肖像画の制作に取り組みました。油彩画の技法や33cm×24cmというサイズは作品のすべてに共通していますが、表現においては実に多彩なスタイルが試みられています。
本展の空間構成では、この一つひとつの異なるスタイルを楽しめるようリボンのように連なった展示台に一筆書きで作品を紹介します。また壁面は作品を拡大したディテールのコラージュで埋め尽くされています。各作品とディテールとの響き合いによって織りなされる世界によって、会場を訪れる人々は、横尾絵画の宇宙、さらにはその可能性の探求へとひき込まれることでしょう。
また本展のために制作された映像では、カルティエ財団との関係や21_21 DESIGN SIGHTの創立者でもある三宅一生との関係、そしてコロナ禍を通じた制作活動について、心のままに語る横尾の姿をご覧いただけます。
本展で横尾忠則の絵画の世界をお楽しみください。

Photo: Masaya Yoshimura

2021年7月2日、いよいよ「ルール?展」が開幕します。ここでは、一足先に会場の様子を紹介します。

私たちは、さまざまなルールに囲まれながら暮らしています。それらのルールは今、産業や社会構造の変化などに伴い、大きな転換を迫られています。
この展覧会では、私たちがこれからの社会でともに生きていくためのルールを、デザインによってどのようにかたちづくることができるのか、多角的な視点から探ります。
私たち一人ひとりが、ルールとポジティブに向き合う力を養う展覧会です。

会場風景(ギャラリー2)
早稲田大学吉村靖孝研究室「21_21 to "one to one"」
会場風景(ロビー)
ダニエル・ヴェッツェル(リミニ・プロトコル) 田中みゆき 小林恵吾(NoRA)×植村 遥 萩原俊矢×N sketch Inc.「あなたでなければ、誰が?」
NPO法人スウィング「京都人力交通案内『アナタの行き先、教えます。』」
コンタクト・ゴンゾ「訓練されていない素人のための振付コンセプト003.1(コロナ改変ver. )」
会場風景(ギャラリー2)
一般社団法人コード・フォー・ジャパン「のびしろ、おもしろっ。シビックテック。」
丹羽良徳「自分の所有物を街で購入する」
Whatever Inc.「D.E.A.D. Digital Employment After Death」
石川将也 + nomena + 中路景暁「四角が行く」
高野ユリカ+山川陸「踏む厚み」

撮影:吉村昌也/Photo: Masaya Yoshimura