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デザインあ展 (8)
2013年に21_21 DESIGN SIGHTで開催した企画展「デザインあ展」を発展させ、さらにテーマを掘り下げた企画展「デザインあ展 in TOKYO」が、2018年7月19日より日本科学未来館にて開催されています。
21_21 DESIGN SIGHT館長でもある佐藤 卓をはじめ、21_21 DESIGN SIGHTにて現在開催中の企画展「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」で展覧会ディレクターを務める中村勇吾、音楽を担当した小山田圭吾が携わる2つの展覧会を、どうぞあわせてお楽しみください。
日本科学未来館 企画展「デザインあ展 in TOKYO」
2018年7月19日(木)- 10月18日(木)
優れたデザインには、人と人、人とモノをよりよくつなぐ工夫があります。企画展「デザインあ展 in TOKYO」は、身のまわりに意識を向け(みる)、どのような問題があるかを探り出し(考える)、よりよい状況をうみだす(つくる)という一連の思考力と感性、「デザインマインド」を、見て、体験できる展覧会です。
2013年の21_21 DESIGN SIGHT企画展「デザインあ展」から作品を新たにし、身のまわりにあるモノ・コトから概念までテーマを掘り下げました。未来を担うこどもたちに、「みる」「考える」「つくる」ことの豊かさを体感してもらいたいと願っています。
会場:日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン
主催:日本科学未来館、NHK、NHKエデュケーショナル、NHKプロモーション
*「デザインあ展 in TOKYO」の入場券(半券も可)のご提示で、「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」の入場料が1枚につき2名まで100円引きになります
*「AUDIO ARCHITECTURE:音のアーキテクチャ展」の入場券(半券も可)または会場パンフレットのご提示で、「デザインあ展 in TOKYO」の入場料が1枚につき5名まで100円引きになります
*いずれも1枚につき1回限り有効、他の割引との併用不可
「Eクリ@東京ミッドタウン 2014」に「デザインあ展」が登場
現在、東京ミッドタウンで開催中の「Eクリ@東京ミッドタウン 2014」に、昨年21_21 DESIGN SIGHTで開催し、好評を博した「デザインあ展」の展示の一部が登場します。
「Eクリ@東京ミッドタウン 2014」は、「デザインあ」「ピタゴラスイッチ」「テクネ 映像の部屋」など、NHK Eテレで放送中のクリエイティブな番組が一同に会するイベントです。2つのコーナー展示の他、東京ミッドタウン内20カ所をめぐるラリーイベントを展開し、つくること、表現することの豊かさを届けます。
ガレリア3階のサントリー美術館横にて、「デザインあ展」より「『あ』ら!」「解散」「ちょうどいい」の3作品がご覧いただけます。21_21 DESIGN SIGHTで開催中の「コメ展」、ガレリア地下1階の「『コメ展』サテライトブース in 東京ミッドタウン」とあわせて、ぜひお楽しみください。
「Eクリ@東京ミッドタウン 2014」
日時:2014年3月8日(土)- 30日(日)11:00 - 21:00
会場:東京ミッドタウン ガレリア
>>詳細はこちら
NHK Eテレの番組「デザインあ」及び、2013年2月8日 - 6月2日に21_21 DESIGN SIGHTで開催された「デザインあ展」が、第7回キッズデザイン賞 経済産業大臣賞を受賞しました。
撮影:吉村昌也
2013年2月8日 - 6月2日に21_21 DESIGN SIGHTで開催された「デザインあ展」が、ADCグランプリを受賞しました。
現在、受賞作品、優秀作品が一堂に展示される2013 ADC展にて、「デザインあ展」のポスター、会場写真などが展示されています。ぜひご覧ください。
2013 ADC展
2013年7月4日(木)- 29日(月) 11:00 - 19:00 日曜・祝日休館 入場無料
ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)[会員作品]
104-0061 中央区銀座7-7-2 DNP銀座ビル(土曜は18:00まで)
※「デザインあ展」に関する展示はこちらの会場になります
クリエイションギャラリー G8[一般作品]
104-8001 中央区銀座8-4-17 リクルートGINZA8ビル1F
2013 ADC展についての詳細は下記をご覧ください
>>ギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)ウェブサイト
2013年5月19日、「デザインあ展」関連プログラム「デザインの人1『働き方を考える』」を開催しました。
展覧会ディレクター 佐藤 卓をナビゲーターに、働き方研究家の西村佳哲、コミュニティデザイナーの山崎 亮をゲストに迎え、熱いトークを繰り広げました。
インテリアデザインが自らの出自であったという西村は、オフィスのあり方を考えるリサーチから、働き方の研究を開始したと言います。働くことにおいて、「成果は目的でなく結果にすぎない。結果でなく、そのための状況や環境をつくる」ことこそが大事であると述べ、いくつかの事例を紹介しました。
そして、「コミュニティエンパワーメント」、すなわち地域社会をデザイン的な思考によって、その地域に本来備わっている力を引きだすことが自らの仕事であるという山崎。彼は地域住民の主体性を促し、過程において自然と出来上がるコミュニティ(動き)こそが最も大切であると述べました。
続いて、議題は西村と山崎が共に仕事において、常に「聞き手」であることに移りました。西村は、「発信能力よりも受信能力の高い人の多い方が社会にとっては良い」と言います。これは、山崎が地域社会で交錯した人々の想いを、外の立場からニュートラルに聞き取り、人々の行動に結びつける過程に現れています。
そして、話は「これからの働き方」へと移りました。山崎の会社スタッフは各々が個人事業主であり、予算配分の残額が個人収入となるため、各々でスキルを上げてゆくとのこと。また西村は、自社を立ち上げる際、クライアントありきでなくメーカーとしてプロダクトもつくることにしたそう。そして、佐藤は自らが21_21 DESIGN SIGHTのディレクターであることを例に、グラフィックデザイナーというカテゴリーに留まらず活動していることを述べました。
トークの終わりに、佐藤は「新しいことは何でもやってみるのが良い」と話を締めました。
国立新美術館「カリフォルニア・デザイン1930-1965 -モダン・リヴィングの起源-」展との共同企画として、"ハウス・オブ・カード"を使ったワークショップを、2013年4月27日「デザインあ」展の会場内で開催しました。
"ハウス・オブ・カード"(House of Cards)は、ミッドセンチュリーの代表的デザイナー、チャールズ&レイ ・イームズが1952年にデザインした組み立てて遊ぶカードで、糸巻きやボタンなど身近なモティーフをカラフルなパターンとしてとらえているのが特徴です。
ワークショップでは、カードのアイデアを元に、ご来場のみなさまがつくった「デザインあ展」のオリジナル"ハウス・オブ・カード"をつかって、本展参加作家の岡崎智弘と寺山紀彦(studio note)が家をつくりました。
映像制作:岡崎智弘
「デザインあ展」スペシャルサイトがオープンしました
「デザインあ展」では、作品の撮影が可能です。
撮影した写真にハッシュタグ「#design_ah」をつけてTwitterやInstagramへ投稿すると、「デザインあ展」スペシャルサイトに写真が掲載されます。
写真撮影については、注意事項を必ずお読みください。
>>写真撮影・写真使用について
2月8日より、「デザインあ展」を開催します。
ごく自然に私たちの日常に溶け込み、人の営みと切り離すことのできないデザイン。それだけに「デザインマインド」をどう育むかは、今後さらに重要な課題となることでしょう。NHK E テレの番組「デザインあ」が展覧会に発展します。デザインマインドをテーマに構成された会場で、子どもも大人も、身体感覚でデザインを感じてください。
撮影:吉村昌也