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2014年10月 (9)
2014年10月25日、参加デザイナーのアルヴァロ・カタラン・デ・オコン、ヒューマンズ シンス 1982、牛込陽介を迎えたオープニング・デザイナー・リレートーク「活動のデザイン」を開催しました。
はじめに、アルヴァロより「ペット・ランプ」が語られました。この作品はペット・ボトルに地域の伝統的な手仕事を合わせることによって生まれるランプシェード。南米コロンビアより制作を始めたというアルヴァロは、現地で川から海に流れていく廃棄されたペット・ボトルを目の当たりにし、グローバルな環境問題をデザイナーの視点から汲み取ることによってこの作品を生み出したと述べました。そしてヒューマンズ シンス 1982は、384個のアナログ時計をプログラミングし、詩的な表情を与えた「ア・ミリオン・タイムズ」の制作に至るまでの背景について語り、「デザインの機能性よりも、そこに驚きがあるかどうかに重きをおいている」と続きました。また牛込は「個人の持っている資産を他者とシェアする」ことでもたらされる未来を描いた「プロフェッショナル・シェアリング:シェアの達人」について述べ、さらに自身が関わっているスーパーフラックスの作品「ドローンの巣」の紹介にうつり、役割をもった無人飛行物体(ドローン)が予見する未来像について語りました。
そして、トーク後半は本トークのモデレーターのであり、「活動のデザイン展」のディレクターである川上典李子、横山いくこを交えクロストークを行いました。環境問題、ビックデータ、手仕事の継承、これからの予見される未来など、展覧会の作品それぞれのトピックは多岐に渡っており、デザインが担う多様な役割を伺い知ることができる貴重な機会となりました。
いよいよ開幕を明日に控えた「活動のデザイン展」。変動する世界における未来へのヒントに満ちた会場の様子を、いちはやくお届けします。
展覧会ディレクターの川上典李子と横山いくこによるギャラリーツアーを開催します。参加作家の特別参加も予定。ぜひご来場ください!
展覧会ディレクターによるギャラリーツアー
日時:11月1日(土)・2日(日)16:00-17:00、3日(月祝)14:00-15:00
場所:21_21 DESIGN SIGHT
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撮影:吉村昌也
10月24日より開催!「活動のデザイン展」
展示作品紹介 vol.6
2014年10月24日より開催される「活動のデザイン展」。変動する世界における未来へのヒントに満ちた本展から、展示作品の一部をご紹介します。
「ドローンの巣」
Superflux
役割をもった無人飛行物体(ドローン)が、頭上を自由に飛び回る将来、人の生活はどのように変化するのでしょうか。新作のドローンを紹介し、今後の社会を考察する作品です。
「Shenu:百年後の水筒」
takram design engineering
水を得ることが難しくなった100年後の地球を想定し、人工臓器を提案。映像とともに展示します。
Superfluxアソシエイトの牛込陽介と、takram design enginieeringがトークに出演します。
トーク「未来をクリティカルに問う活動」
日時:11月8日(土)14:00-15:30
場所:21_21 DESIGN SIGHT
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2014年10月24日より開催される「活動のデザイン展」。変動する世界における未来へのヒントに満ちた本展から、展示作品の一部をご紹介します。
「マイン・カフォン」
マスード・ハッサーニ
アフガニスタン出身で、現在はオランダに拠点を置く作家の、幼少時代の体験をもとにつくられた地雷撤去装置。発想の源になったペーパー・トイや、制作背景の映像も展示します。
マスード・ハッサーニがトークに出演します。
「イーヴォ・ファン・デン・バールとマスード・ハッサーニによるトーク」
日時:11月1日(土)14:00-15:30
場所:21_21 DESIGN SIGHT
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2014年10月24日より開催される「活動のデザイン展」。変動する世界における未来へのヒントに満ちた本展から、展示作品の一部をご紹介します。
「リビング・アーカイヴ」
ジョセフィン・ヴァリエ
スウェーデンと日本からパンを焼くための天然酵母を集め、その酵母にまつわる個々のストーリーや知識をアーカイヴし、展示によって共有することを試みるプロジェクト。近隣のパン屋さんとのコラボレーションも行います。
ジョセフィン・ヴァリエがトークに出演します。
「ジョセフィン・ヴァリエによるトーク」
日時:11月2日(日)14:00-15:30
場所:21_21 DESIGN SIGHT
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2014年10月24日より開催される「活動のデザイン展」。変動する世界における未来へのヒントに満ちた本展から、展示作品の一部をご紹介します。
「ア・ミリオン・タイムズ」
Humans Since 1982
384個の時計が並んだ作品。プログラミングされた針は、規則的な動きの中から言葉や数字を紡ぎだします。
Humans Since 1982がトークに出演します。
オープニング・デザイナー・リレートーク「活動のデザイン」
日時:10月25日(土)14:00-16:00
場所:21_21 DESIGN SIGHT
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「望遠鏡のおばけ」
大西麻貴+百田有希/o + h
望遠鏡を使った、視点を変える装置。新たな発見と驚きを与える作品です。
大西麻貴+百田有希/o + hの「視点を変えるイス」が、東京ミッドタウンの芝生広場に登場します。
デザインタッチ2014「スワリの森」
日時:2014年10月17日(金)- 11月3日(月祝)11:00-18:00 ※雨天中止
場所:ミッドタウン・ガーデン 芝生広場
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「Line Works - 線の引き方次第で、世界が変わる」
織咲 誠
「線の引き方」に着目して継続されているリサーチを、約40事例紹介します。
織咲 誠がトークに出演します。
「織咲 誠と谷尻 誠によるトーク」
日時:11月29日(土)14:00-15:30
場所:21_21 DESIGN SIGHT
2014年10月24日より開催される「活動のデザイン展」。変動する世界における未来へのヒントに満ちた本展から、展示作品の一部をご紹介します。
「ペット・ランプ」
アルヴァロ・カタラン・デ・オコン
廃棄されたペットボトルを用い、コロンビアとチリの伝統的な素材と手法で編み上げられたランプシェード。制作の手法は日本の茶筅から発想を得ています。
アルヴァロ・カタラン・デ・オコンがトークに出演します。
オープニング・デザイナー・リレートーク「活動のデザイン」
日時:10月25日(土)14:00-16:00
場所:21_21 DESIGN SIGHT
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東京ミッドタウンのデザインタッチ・カンファレンスにも出演します。
21_21 DESIGN SIGHT特別講義「PET Lampに見る"活動のデザイン"」
日時:10月26日(日)15:30-17:00
場所:東京ミッドタウン・カンファレンス(ミッドタウン・タワー4F)
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2014年10月24日より開催される「活動のデザイン展」。変動する世界における未来へのヒントに満ちた本展から、展示作品の一部をご紹介します。
「ロースさんのセーター」
DNA Charlois(ディーエヌエー シャロアー)&クリスティン・メンデルツマ/Wandschappen(ヴァンスファッペン)
展覧会ポスターのビジュアルにもなっている、「ロースさんのセーター」。
一人のオランダ人女性によって編み続けられた500枚以上のセーターのうち、60枚を展示します。また、これまでの全セーターを記録したクリスティン・メンデルツマデザインの本とあわせて販売し、プロジェクトの映像も紹介します。
Wandschappenのイーヴォ・ファン・デン・バールがトークに出演します。
「イーヴォ・ファン・デン・バールとマスード・ハッサーニによるトーク」
日時:11月1日(土)14:00-15:30
場所:21_21 DESIGN SIGHT
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2014年10月24日より開催される「活動のデザイン展」。変動する世界における未来へのヒントに満ちた本展から、展示作品の一部をご紹介します。